感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
neimu
38
表紙は曹操、裏は正面を向いた劉備玄徳。何故か諏訪緑の描く曹操はイケメンで瞳がぎらついているが、劉備は中年不細工オッサン面で瞳が無く殆ど線の目。第9場で始まるこの巻に既に有名な孟獲が登場。20代の頃昆明・石林を旅した私には感慨深い漢と少数民族の関係。そして孔明の未来の妻となる少女との出会い。劉備・関羽・張飛、劉表・劉琦、徐庶に趙子龍、どんどん役者が出揃う。農民を守りながら戦う立場を取らざるを得ない孔明の志。ここには従来の三国志の武勇伝より、国の礎となる人民を守り育てる視点、人が人を慈しむ世界がある。2020/06/06
はま
10
色々斬新な三国志、こいつは面白い!一巻は登録するの忘れてたけど、順次続刊を読みます!2013/03/23
☆こびとのくつや
3
[再読]広く知られている一般的な三国志のストーリーと違うけど(孔明、士元、華佗の3人で諸国巡っているし、三顧の礼と違う形で劉備の下に仕える事になるし)、何だかこちらの方が自然に思えて来る作り込み。2021/06/05
まごたく
3
三国志で一番好きな辺りが劉備のノホホン新野時代。この巻もちょうどそのあたりなので面白いです。2017/09/28
駒場
1
劉備軍登場の巻。気のいいオッサンなのに食えない感じの劉備がいい。あと張飛がオッサンなのに萌えキャラである2011/04/12