出版社内容情報
ロシアの大地を揺るがすラブロマン!!
その名も高き天才詩人アレクサンドル・プーシキンとフランスの亡命貴族ジョルジュ・ダンテスの双方から情熱的な愛を傾けられたナターリアの運命は・・・!? ロシアの大地を揺るがすほどの熱烈な三角関係が遂に結末を迎える。若き日のプーシキンとダンテスを描く「外伝」も収録した必見の最終巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
赤とんぼ
12
これを読んだ人が、ひとりでも、プーシキンの詩や、文学に興味を持ってくれるといいな~。なんて。 ロシアに愛された詩人。プーシキン。 彼の詩を、原文でぞんぶんに味わえるようになるのが、今の夢です。 2016/08/17
arianrhod
1
何処も彼処も美しすぎるロシアンラブロマンスでした。兎に角、男性人がハンサム過ぎて素敵。1812年前後編1830年前後編も面白かった。ロシア文学に興味がでてきたかも。2014/11/23
珠宝
0
一気読みしました…。燃え上がる恋と愛。タイミングや、ちょっとした思いのすれ違いから、男女の愛はこんな風になってしまうんですね。それぞれが決して悪い人物ではなかったから全員が心から幸せになれなかった結末(それでもそれがあれ以上ドロドロにならないためには避けられなかったのかも)は、ただ切なかったです。特に想いを遂げられなかった2人は、今でも胸の内に互いへの愛が残っているのかなと思わされるような最終話でした。2012/05/21