小学館文庫<br> 杖と翼 〈第4巻〉

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小学館文庫
杖と翼 〈第4巻〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 374p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091912374
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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35
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎☆。完結編。面白かった。結末は分かっているので、逆算してどうまとめていくのかを注目していた。レオンvsリュウのシーンと雨に打たれながらアデルへの気持ちを告白するレオンのシーン、ビビが学問習得の決意をするシーンはこの物語の核心部分でとても響いた。一番の収穫はこの漫画を中心にフランス革命関連の文献を読みたいと強く感じた。とても良い作品。とても良い体験をした。2016/08/18

ミナ

6
いかに崇高な理想であろうとも全ての人がその思想を持ち行動できるわけではないからこその粛清の嵐。『杖と翼』のタイトルに込められた意味が深い。アデルに関してはかなり今までも甘かったけれども、サン・ジュストが人間の心の衝動のままに行動したところは感動的。2017/12/09

調“本”薬局問悶堂

1
世の中に、テレビや本、ゲームなどの娯楽がなかったら、「公開処刑」は今でも私たちの娯楽だろうか?罪人や冤罪者が死ぬところを見て、日々のストレスを解消するだろうか?想像がつかない。 自分がもし、その場に立ち合うことになってしまったら、たとえそれが憎むべく重罪人でも目を背けると思うのだ。 「恐怖政治」はそれまでの無邪気?な貴族の政治よりも恐ろしい。 そりゃあ反感買うよ。ロベス・ピエール。正しいことを行おうとしても、やり方を間違えてしまつわたら。 革命とは何なのだろう。 《2020年5月 登録》2006/06/17

さえ

1
フランス革命もの。崇高な気持ちを持って革命を志したのに、味方同士で権力の引っ張りあいになるのは、何処の国も一緒なのですね。著者はサン・ジュストがお気に入りだと聞いていたので、サン・ジュストをそうとう美化して描いてるのかなと読む前は思っていたけど、欠点のある人間として意外と冷静に描いています。2011/12/12

k

0
ベルばらの「バスティーユに白旗が」の歓喜の場面からからテルミドールの政変までが理解できた気がする。タイトルの意味が明かされるリュウとの会話の後のレオンの慟哭のシーンは泣けた。それにしてもサン・ジュストが最後の演説を邪魔されてから死ぬまでに何故一言も発しなかったのか、という謎にインスパイアされてこんなお話を描いてしまうとは、凄い。2022/06/20

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