出版社内容情報
月の満ち欠けで増減する双子の力。月齢15・満月の夜、2人の力は最強となる。流風から家族を、克之から両親を奪った流水の邪悪な心は止まらない。流水は失った恋の代償に世界を望み、一方流風は、流水を殺すことを決意する。その時、2人の前にひとりの男が現われた。謎の天才科学者ジーン・A・ジョンソン、青い瞳に優雅な冷酷。古代ウイルス感染者の治療について語るジーン。だが、その微笑の背後には悪魔のような野望が秘められていた。流水と流風、拮抗していた善悪の力のバランスは、急激に悪へと崩れ始める。
月の満ち欠けで増減する双子の能力。月齢１５満月の夜、２人の力は最強となる。流風から家族を、克之から両親を奪った流水の邪心は止まらない。流水は失った恋の代償に、世界を望み、流風はついに流水を殺す決意を…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mochi
1
なんとたくさんの命が奪われてしまうことか… ジョンソンの本心は…？ 流水の嫉妬心がどんどん膨らみ野望が大きくなる！いつのまにか対局の双子になるのが面白い2025/05/24
ジェミジェム
1
世界を制しようっていったって流水にそれをできるほどの器量は到底ないから、このままだとどこかで扱いきれなくなってタガが外れて自滅すると思うんだよな。それをジョンサンもわかってて、最終的には流風の味方的な？そうであってほしい！何はともあれ彼の登場でだいぶストーリーが動きを見せて、わくわくする。2011/10/16
りんこ
0
再読。2013/10/05
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- 神々の食 文春文庫
