出版社内容情報
花盛りの東条邸。例年催される桜の宴で東条家は伊織を正式な跡継ぎとする手筈を整えていた。その当日、伊織をねらう東条夫人の命を受けた上総は、人質にとった九郎を道具に伊織をドーム球場に呼び寄せようと画策する。伊織の身代わりを買ってでた義仲と巴はドーム球場に乗り込むが、そこは周到に用意された巨大な罠だった。上総と義仲の対決。だがその時、義仲の意外な素顔が明らかになる。
毎年催される桜の宴で東条家は伊織を正式な跡継ぎとする手はずを整えていた。その当日上総は、人質にとった九郎を道具に伊織をドーム球場に呼び寄せようと画策する。伊織の身代わりを買って出た義仲と巴は…！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ako
5
弱い部分を押し殺して戦いに出る強さ、仲間に対する深い情、激しい愛。それらはBASARAや7seedsに通じるものがありますね。しかしBASARAのような戦国時代風でもなく、7seedsのような未来世界でもない。ローラースケートで正義と愛の為に走り回ってるので現代風って感じでしょうか？上総と伊織との間で揺れる巴。私は断然伊織さん派です。2014/06/05
アニー
3
再読しました。あまりに久方ぶりに読んだので、印象がかなり変わって驚きです。私が伊織様派なのはどう転んでも変わりませんが(´▽｀) 今巻で一番気になったキャラが、すごくマニアックなところで司でした。昔は全く気に気に留めなかったし、正直今回１巻読んだ時も覚えていなくて「誰だこのマイケル似笑」とか思っていたのですが、２巻ではなんとびっくり女性でした。しかも、予想以上に味のある人だった...！愛する男に振り回されるのではなくて、自分の立つ位置を見失わず貫いて死ぬ...うーん、格好良い。司を忘れた方は是非再読を！2016/03/04
椿
2
伊織さまと義仲に、なんで巴は気付かないのか。あんなにスルドイのになぁ。2016/10/22
梵
2
義仲と伊織が同一人物とは！？伊織すごいな...てかどういう生活してんの！？(←素朴な疑問) 上総の巴への愛がどこか見てて痛い...2013/07/16
チューリップ
1
義仲の正体にびっくりした。同一人物だったのかー！ここで一気に伊織派になった。育ちの良さとワイルドさが混ざる伊織様素敵すぎる…。早くもクライマックスな感じだけど解説読むと2部があるからなのかな。伊織が本人が望まなくてもどんどん巻き込まれていってしまうのがちょっと悲しいな。司の上総への愛や上総の伊織に対する執着とか人間関係も気になって面白い。2016/05/11
