出版社内容情報
12月12日正午12時。それは陵子と拓の生まれた時刻。それこそは邪悪な霊が2人を襲う理由だった。深夜の遊園地、さらに雪山での死闘でついに拓は肉体を取り戻すことに成功するが、悪霊は執拗に2人の生命をねらう。聖数12をめぐる謎。そして、幻の島で最後の戦いが始まる。
12月12日正午12時。それは陵子と拓の生まれた時刻。それこそは邪悪な霊が2人を襲う理由だった。雪山での死闘、ついに拓は肉体を取り戻すが悪霊は執拗に2人の生命をねらう。そして幻の島で最後の戦いが始まる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
12
再読。蛇回とネロ回怖い。悪霊怖くてしつこい。親しい人が操られて襲って来るのは「海闇」を思い出すけどあっちはウイルスのせいか無機質だけどこっちは操る霊の影響が出てるというそれぞれ違った怖さが・・・。篠原さん長編のラストページとモノローグは本当に印象に残る。しかし説明なかったがある意味恋のキューピットかもしれないお父さん何故あそこまで詳しいの・・・実は霊に殺されたのでは?2019/08/13
Romi@いつも心に太陽を!
12
ポウ(拓)が憑いたお兄ちゃんがカッコいい(笑) 子猫のネロも可愛いな〜 二人の関係の必然性が明らかになり、あっという間に終焉に向かう安心感(笑)ラストはちょっと切なかったな・・・そして解説が阿部寛さんだったことに今更気づいてびっくり(笑)2011/02/14
カキ@persicape
7
2巻が手に入ったから邪道だけど先に読んでしまった。どういう経緯で恋人になったのか想像がつかないから読むの楽しみ♪そして篠原千絵の男性キャラってなんなのだよ?猫になっても隙がないイケメンよ。他作品のイケメンと同じ顔をしてようが気にならないイケメンよ。これ、ちゃお連載なのか。わたし、ちゃお読んでたけど、ただただ優等生な優男ばっかでこんなイケメンどこにもいなかったわよ?生まれた時代を間違えたとしか思えないわよ。お話も面白くて怖い演出もあったし、さすがでした。でも1番の驚きは解説が俳優阿部寛(笑)2017/07/09
あつ子🐈⬛
5
杜とお兄さんがいい感じになってたのが嬉しい。ラストの描き方も好き。少し切ないけれど。愛した猫が虹の橋を渡っても、また別の毛皮を被って会いにきてくれると信じているのです。久しぶりに読めて、本当に良かった。2018/06/19
獣狼ZAKI
3
黒い子猫、ネロ可愛すぎ。ラストはあのオチだったんだな、って分かった。綺麗な終わり方してる分、切ない。2011/01/10