出版社内容情報
霊能少女・翠川陵子と日下部拓の出会いは世にも奇妙なものだった。拓の肉体は行方不明、その心が陵子の愛猫・ポウにのりうつったのだ。恐怖に満ちた事件がつぎつぎと起こるなか、拓の肉体捜しにのりだす1人と1匹。だが、それは巨大な悪霊との戦いの幕開けだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らなん
12
篠原さんの漫画は好きで、特に初期の頃のオカルト系は何度も読み返ししてました。この本は、夜に読むには、隙間からの目とか手とか、少し怖いので日中に読了。2020/07/05
雪紫
12
再読。ポウは可愛いけどやっぱり篠原さんのホラー演出は怖い(低級霊とか特に)。そして再読でも「白猫の夜」の結末には割りきれない思いを感じる(話が進んでも思い出すくらいに)。時々でいいから思い出して欲しいと感じるくらいに。2019/08/13
Romi@いつも心に太陽を!
11
懐かしさのあまり再読。やっぱり面白い!とにかく人が死にすぎですが(笑)猫好きなのでポウの存在が羨ましい。霊感はないけれど守ってもらいたい(笑)篠原千絵再読熱に火がつきそう〜2011/02/14
あつ子🌼
8
我が猫本コレクションの中でも特別な作品。主人公の相棒(愛猫)ポウが、うちで昔飼ってた猫にそっくりで泣けるの。篠原センセは絶対猫好きだと思ってましたー(ФωФ) 出てくる幽霊の顔が、お父さん以外めちゃ怖い。2018/06/18
カキ@persicape
8
2巻既読。健気に探してたけどやっと見つけた。しっかり怖いよぉ〜。不気味さは流石の篠原千絵。少し忘れてるので再読したい。なぜ拓がみのりじゃなくて陵子を助けたのか謎だが(2巻でなんか分かったっけ?)、お話の作りがしっかりしている。ただのサイキック少女じゃなくてちゃんとミステリ要素もあるし、物語る力がある作家さんだと再認識。ヒーローの拓の容姿ももちろんカッコいいんだが、私は黒髪が好きなんで兄ちゃんのメガネないバージョンがいいわ❤︎と思ってたら、闇のパープルアイのヒーロー連想して読み返したくなってきた(笑)2017/09/18