出版社内容情報
異能のプロデューサー・津久井、響を挑発!
15歳という若さで芥川賞・直木賞をW受賞した天才文学少女・響。誰にも媚びず、自分の価値に揺るぎない自信を持つ彼女の振る舞いは、周りの全てを刺激し変化させてゆく。
そして、その才能の前に現れた一人の男。テレビ業界で知らぬ者はいない、天才プロデューサー津久井は、響のその才能を己の野望のため利用しようとする。
果たして、響と津久井の苛烈なる戦いはどんな結末を迎えるのか--!!
「天才」とは何かを描いた、今、最注目の刺激的エンタテイメント!!
【編集担当からのおすすめ情報】
響が初めて出会うタイプの人間、異能のプロデューサー・津久井。
津久井の仕掛ける挑発に対して、響はどんな思いを抱き行動をとるのか、今集の魅力はそこに尽きると思います!
ぜひ手に汗握る二人のやりとりをご堪能ください!
第61話 失策 5/第62話 天才 25/第63話 会議 45/第64話 対峙 65/第65話 恋敵 87/第66話 本物 107/第67話 強襲 127/第68話 野望 147/第69話 決着 167
柳本 光晴[ヤナモト ミツハル]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
96
テレビ局の世界でも、才能の有無で苦悩する人たちが描かれるのは、対比として面白い。ドキュメンタリー番組を響がいかに潰すかが、ここ何巻かでのクライマックス的に盛り上がる。やり方の過激さに驚くし、そして最終的に響は響らしい決断を選択してたことにも感服する。2020/01/25
hiro
53
この第8巻は響と最強の敵役・津久井Pとの"戦い"を楽しみ読んだが、当然ながら浅はかな津久井Pが響に勝てるわけもなく、当然響の圧勝で終わる。やはりストーカー涼太郎が怖い。この第8巻は、ほぼ小説家になる方法とは関係ないのが残念。小説家響はどこに行くのか。2018/07/14
アマニョッキ
53
このもやもやの正体がわかったぞ。そもそも他人への共感力がない人にあれほど人を感動させる小説が書けるのか?というのが疑問なんだな、わたしには。なんかスッキリした。2018/05/21
よっち
40
無断でドキュメンタリー作成編の続き。これで番組作ろうとする側も無茶苦茶だけど、放送日当日に社長を脅迫してぶっ潰そうとするのもヤバイ(苦笑)でもなんか周囲もそんな響に慣れちゃってる感なのがいいのか悪いのか…。2018/01/09
めぐ
39
内容が薄く、停滞して来た。2018/02/22