出版社内容情報
宇宙人兄弟の人類探訪記、完結!
東京在住、地球外生物の夏太郎・冬ノ介兄弟。
「地球移住計画」という任務を背負っていた兄弟だが、
計画は中止に。
人間たちに溶け込もうと頑張ってきた努力も無駄に
終わってしまった二人は故郷の宇宙に帰るのか、
あるいは地球に残るのか…決断を迫られることに――
宇宙人兄弟のトーキョー人間交流記、ここに完結!
【編集担当からのおすすめ情報】
地球人との交流で人間らしい心が芽生えてきた宇宙兄弟。
それでも別れの時は近づき…
宇宙人でありながら、人間がなかなか言い出せない素直な気持ち、感情をぶつけ合う兄弟のやりとりに注目です。
第13話 原宿ガールズストリート! p.3
第14話 計画中止 p.37
第15話 変わる景色 p.71
第16話 白猫冬ちゃん人情劇 p.105
第17話 茶の味 p.139
最終話 再び、兄弟現る! p.171
真造 圭伍[シンゾウ ケイゴ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アマニョッキ
22
COZMIC☆HUMANのMVがYouTubeにあがった記念で再読です。前読んだときはドラマやるなんて知らなくて、伊野尾くんも興味なくて。でも伊野尾くんを知ってしまったらもう冬ノ介はまんま伊野尾くん。ドラマ見てないんだよな。見なくっちゃな。2023/07/28
akihiko810/アカウント移行中
15
3巻完結、再読。地球侵略のために地球リサーチにきた擬態宇宙人兄弟の日常。7/10点 宇宙人が地球人に擬態し、人間の友達を作ったり事件に巻き込まれたりする。地球侵略は結果中止となり、兄弟は地球に残るか決断するが、真造圭伍らしく「日常」回帰ものとなっている。ただ、傑作「ぼくらのフンカ祭り」ほどの疾走感はないか。 ドラマ化もされたらしいが、観る機会は残念ながらなさそう(忙しくて)2021/07/07
ムーミン2号
11
おっと、ところが、一大事が出来する。母星と連絡がとれないと思っていたらニャンと! 他に移住に適した星が見つかったので、もう地球はいい、ということになってしまったのだ(移住で忙しかったらしい)。それで自暴自棄になって行くのは何と、弟くんの方だった。馴染めないと思われていた兄=夏太郎の方がだんだんと地球人に近づき、サッサと地球人っぽくなっていた冬ノ介の方が、実はムリしてたなんて…、ま、そうかもしれんね。で、結局彼らは新しい星に移住するのか…、はナイショにしとこう。人間世界も捨てたもんじゃないようだ。2018/05/06
RE:PIRO
11
もっと続いてもよかったけど、まあいい終わり方だったと思う。宇宙人からみた人間の「見た目」に固執する姿を面白おかしく描いた作品でした。人間ってどうしようもなく愚かな存在だけれども、それでも愛すべき魅力的な存在であるということでしょうか。作者の次の作品に期待!!!2017/04/10
midorino
8
1-3巻。できのわるい兄となんでもそつなくこなす弟の兄弟エイリアン。本当はゼリーみたいなエイリアンで、きっと人間とはいろいろ違うはずなのに、とっても人間的な二人だった。人間らしさって欠点があることだったり、嫉妬や寂しさを抱えているところにあるんだろうか。2018/08/23




