出版社内容情報
青年漫画の金字塔、堂々、完結。
シリーズ累計800万部超。
青年漫画の金字塔、ここに完結。
2009年、
『アイアムアヒーロー』連載開始。
ZQNと呼ばれる謎の感染症が蔓延し、主人公の漫画家・鈴木英雄の日常は、突如パニックに陥る。
そして…
2017年、
英雄の物語は、漫画史上かつてないミニマムかつダイナミックな終わりを迎える。
東京・池袋に戻ってきた鈴木英雄は、
この日常のヒーローになれるのか。
クルス、浅田、コロリ…三つ巴の戦いの末、
新しい世界の黙示録は、誰の手によって作られるのか。
大事な人を次々と失いながら…
生命は今、クライマックス。
さようなら、生きて、英雄。
【編集担当からのおすすめ情報】
「鈴木英雄」というひとりの人間から始まった
『アイアムアヒーロー』が、
22集をもって遂に完結します。
青年誌の歴史を塗り替えた、
大きな物語の完結を、
読者のみなさまに見届けていただけたら幸甚です。
花沢 健吾[ハナザワ ケンゴ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
134
前巻から続いての高所でのめまぐるしい攻防は、二転三転する展開の不安定さ、描き込み、構図の取り方もあって漫画であることを忘れ、足がすくむ。で、この巻で完結ということで最終ページの唐突さには思うところがなくもない。なれどゾンビものというジャンルは異変が終息するものではないし、主人公が孤独ながらも生き延びようとする様には心打たれるものがあったし、これはこれで良いような気もする。さらなる高みにのぼってほしいという期待には応えてくれなかったが。あと実写映画が良く出来てたね。2017/03/31
ケンイチミズバ
91
ウィル・スミスの映画のデジャブが起こった。感染すると多くの人間はゾンビになるが、ある種の病人は病巣が取り除かれたり欠落した機能が回復して浄化されたようにそれ以後何らかの役割を得て活発に動いた。が、その役割も結局はよくわからない。おばちゃんに至っては・・・最後に選ばれた者たちに手遅になる手前の環境の地球を残してZQN は役割を終えたのだろうね。地上からいろんなものが浄化され、浄土に?2017/04/03
ゼロ
74
物語は突然と終わる。英雄らしく、成長してきたが、誰かと群れることなく、1人で東京を生きることになる。結局、海外でのパンデミックやクルス率いる集合体の謎、そもそも今回の騒動の原因は?などは、解決されることなく終わった。事件は起きたが、日常は続いていく。英雄は1人で生きてるけど、元の英雄に戻った感じ。コロリは、おばちゃんと性交して、子供を何人も育てている。新しい世界を作るのだ。尻切れとんぼにも思えるが、どんな事件が起きようとも人は適応していくもの。爽快感ある最終回ではなかったが、らしい終わり方だったんじゃない2017/05/03
くりり
67
最終回、ZQNが何かよく分からず、ヒロミちゃんは?結局クルスは?分からないことだらけだけど、英雄は一人ぼっちで、コロリはコロコロ子供を作った。もう一回読まないと...2017/05/22
wata
55
終わった?!のかな?なんだかよくわからない終り方でした。英雄さんは一人きりで生きて年老いていくのかなぁ…(T_T)2017/05/23