ビッグコミックスゴールド<br> 恋愛烈伝 〈下〉 - 愛と死の近代文学史

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恋愛烈伝 〈下〉 - 愛と死の近代文学史

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  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784091890641
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0379

出版社内容情報

近代文学史を彩る文士たちが命をかけて求めたものは、平穏な生活や地位、名誉ではなく自己を包む愛だった。

▼第1話/葛の花?武者小路実篤と房子▼第2話/門?樋口一葉をめぐる男たち▼第3話/傷にしてナイフ?太宰治をめぐる女たち▼第4話/心猿?島崎藤村と駒子▼第5話/子象と雀?北原白秋と江口童子▼第6話/千年の夢?岡倉天心と九鬼波津子 ●あらすじ/武者小路実篤は病に倒れ言葉を失った。死を目前にした実篤は、九州・木城村に「人間が人間らしく生きる理想郷」として自らの手で開いた「新しき村」を、そして彼の当時の妻・房子を想っていた。不遇の少女時代を過ごした彼女は、実篤と出会い、彼の中にいままでの男にない聖人の姿を感じ結婚、「新しき村」で生活をともにする。しかし実篤が他の女に目を向けことを知るや、彼女は実篤に絶望し、激しい憎しみが湧き起こる。その後は、実篤が村を離れるたびに房子は他の男と次々に関係をもつ。それはいつしか村の運営に影を落とすのだった。男たちは彼女のおかげで村での労働が免除される。村人からそんな不平等を聞かされた実篤は、房子の奔放さを理解してほしいと訴え、妻をかばうのだった。そんなとき、病に倒れた妻の口から、自分以外の男の名前を聞いた実篤は、いままで経験したことのないほどの激しい嫉妬心を覚える。自分を「まっすぐな巨きな樹

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