ビッグコミックスゴールド<br> 恋愛烈伝 〈上〉 - 愛と死の近代文学史

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恋愛烈伝 〈上〉 - 愛と死の近代文学史

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784091890627
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0379

出版社内容情報

与謝野晶子、高村光太郎、夏目漱石…。彼らの芸術の悩みは、そのまま実生活に反映してしまう。激しい愛と嫉妬に苦しんだ彼らとその伴侶を描いた6篇は、「愛と死の近代文学史」である。

▼第1話/月明―与謝野晶子と山川登美子―▼第2話/二つの空―高村光太郎と智恵子―▼第3話/百合の闇―夏目漱石と鏡子夫人―▼第4話/青い山―種田山頭火とその妻―▼第5話/鳥の子―田村俊子をめぐる男たち―▼第6話/海に落ちる道―有島武郎と与謝野晶子―●あらすじ/大阪の商屋に生まれながら、文学への道を志す橘晶子。「女子に学問はいらない」という偏見が生きていた時代のことであり、文学青年の集まりに顔を出す彼女は、後ろ指差される毎日を送っていた。そんなある日、彼女は東京の短歌同人誌「明星」の編集長である、与謝野鉄幹と対面する機会を得る。その場で鉄幹の脇にいたのが山川富美子。ここから、文学に賭ける彼女たちの、三角関係が始まったのだ(第1話)。▼女子大を出て絵の勉強を始めた智恵子は、大学の先輩・平塚らいてうの主催する「青鞜」という雑誌の表紙を描くことになる。その「青鞜」の縁で、彼女は後の夫である高村光太郎に出会う。彼の芸術に打ち込む姿勢と率直さにひかれ、智恵子はしばしば彼のアトリエを訪れるようになった。ところが、そのころ智恵子の母は、彼女に舞い込んだ縁談を強引にまとめようと奔走していた。「最後の訪問」という思いを抱いて、智恵

恋愛列伝 上

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

まなまな

5
登録数5て!みんな読んで!いい本だから!杉浦日向子の「百日紅」が好きなら絶対おすすめ。文豪たちの恋愛模様、意のままにならぬ愛憎を、渋い筆致で恬淡と描いた大人のコミックです。繊細な感性を持った芸術家が愛を美しいままに留められず苦悩するさまが切ない。与謝野晶子、高村光太郎・智恵子、夏目漱石、種田山頭火、田村俊子、有島武郎の物語。高村光太郎は「純愛」扱いされすぎた反動から「鈍感身勝手ゴリラ」みたいな悪口言われがちですが、下手に青くさいところ含め私は好きです。2019/06/05

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