ビッグコミックスゴールド<br> 史記 〈10〉 秦滅亡

ビッグコミックスゴールド
史記 〈10〉 秦滅亡

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784091890504
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0379

出版社内容情報

始皇帝、項羽、劉邦や武帝………英雄・豪傑が次々登場してダイナミックに展開する古代中国の歴史。司馬遷が精根こめて著した、中国古代史の第一級の歴史書『史記』の世界が、コミックとなって今鮮やかに蘇る!

▼第1話/函谷関への道▼第2話/関中一番乗り▼第3話/鴻門の会▼第4話/咸陽炎上●主な登場人物/項羽(第1?4話)、劉邦(第1?4話)●あらすじ/陳勝の叛乱に呼応して、各地で秦打倒を掲げる戦いが始まった。中でも、項梁を大将軍とする楚軍の意気は高く連戦連勝の快進撃を続けていたが、秦の名将・章邯のたてこもる定陶城で項梁も戦死するほどの大敗を喫する。項梁と精鋭を失った楚の懐王は、“函谷関”からと“武漢”からの両道から、秦の都・咸陽へ攻め込む反撃作戦を立てる。そして、両軍を率いる将軍に「先に関中に入った者を関中の王とする」と約束した。ここから、項羽と劉邦の“関中一番乗り”をかけた戦いが始まったのである(第1話)。 [他全4話]●その他の登場キャラクター/宋義(第1話)、章邯(第1話)、張良(第1話)、項梁(第1話)、宋義(第1話)、彭越(第2話)、韓信(第4話)●故事成語・諺・歴史用語 他/三秦(第4話)、左遷(第4話)●その他のデータ/『史記』関連年表

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

べる

20
有名な「鴻門之会」の場面。項羽と劉邦の対照的な戦略と人間性が見られる。劉邦は無駄な戦闘をせずに関中一番乗りを果たす。そして民を今までがんじがらめにしていた法から解放する。項羽は劉邦の四倍の四十万の軍勢となっていたが、敵を皆殺しにして進んでいた為に到着が大きく遅れた。范増軍師の進言で鴻門へ釈明に来る劉邦を討とうと企む。劉邦はそこでへりくだって項羽の質問に釈明するところが上手い。殺す気がなくなる項羽はとても素直な人だと思う。剣舞の場面は緊張感が高まる。その後の項羽の大虐殺は劉邦の人気をさらに高める結果となる。2021/09/20

とみやん📖

13
左遷。項羽によって、巴、蜀、漢中へ押し込まれた劉邦に基づく言葉だったと初めて知った。関中一番乗りや鴻門の会、手に汗握る展開。范増の悔しさが伝わってくる。 これからの韓信の活躍が楽しみ。2020/07/26

Tomoichi

11
項羽と劉邦の両雄が活躍する時代に突入。鴻門の会の話など有名な話が多くなって来る。2022/09/17

白義

5
愛嬌があり周りに支えられる劉邦と苛烈で激しい攻勢を得意とする項羽の対照がお見事。劉邦対項羽の戦いの幕が切って落とされる。秦の栄華も項羽の前に炎上し消えていくのが儚い。それにしても張良と劉邦といい、顔のパーツが著しくかぶってるメンバーが増えてきた気が…三国志などではあまり気にならないが、一話ごとに主役の変わる史記だと横山光輝の登場人物描写の単純さが目立つのは、仕方ないとはいえ笑ってしまう2012/10/31

Hiroki Nishizumi

3
項羽と劉邦の話と重複するが、項羽はいよいよ天下平定に向けて順調に突き進む。一方劉邦は耐える日々が・・・・2015/06/03

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