出版社内容情報
高校デビューに失敗した、残念系女子!?
オシャレで明るくて男子とも気軽に話せる女子高生…
そんな夢は、高校デビュー失敗で脆くも崩れ去った!
地味女子街道をまっしぐら、自意識過剰とムダな性知識にさいなまれつつ、女子高生・鳩は今日もゆく!(←学校に)
『マスタード・チョコレート』で第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞した気鋭の著者によるエッセイ風コミック、多くの声に応えて待望の復刊!
【編集担当からのおすすめ情報】
夢見た理想(モテ)と鏡の中の現実(非モテ)…中高生の頃、そのギャップにのたうちまわったことのある女子&男子は全員必読の、冬川智子氏によるエッセイ風ショートコミックです。
カップルを見れば思わず「もう…してるのかな…」とか考えちゃうアナタ、ブラウザの検索窓に「モテる 方法 ファッション」などと打ち込んでは慌てて履歴ごと消去したりしているキミにオススメのコミックです!
…ある意味まったく別の世界を生きる、女子高生二人を繊細に描いた冬川智子氏の『あんずのど飴』、コミックス同時発売です。合わせてどうぞ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
14
冬川智子のデビュー作復刻。高校デビューに失敗した地味系女子・鳩の奮闘記。女子高生の目には、高校という空間は、恋とオシャレに支配されている。非モテの鳩は、残酷なヒエラルキーの底辺にいることを自覚させられる。ときに卑屈になり、いじけながらも、しかし鳩の性格は歪んでいかない。なぜなら、彼女には向上心があるからだ。その健気さが、この漫画の好感であり、高校時代そのものへの共感となっている。2013/02/11
ブレーメン
11
わかるわかる。わかりすぎて、自分まだ脳内思春期かよみたいな(笑)クラスに見えないヒエラルキーってのは確かに存在して、上位者に関われた時と下位者に関わってしまった時(この表現の仕方もアレだな)でテンション違ったりして、自分が嫌で、オシャレしたくて、でも浮かれてんじゃねーよって思われるのが嫌でオシャレ興味ない振りしたり、とにかく10代ってアホだったなって。でもこれ読んで嫌な気持ちにはならなかった。2014/02/11
cassyu
7
共学の高校生ってこんなですか? 私女子校でよかったです^^;2015/11/10
ranjye
5
私男だけど共感できすぎて辛い。オシャレ軍と会話できるとなんか嬉しい感覚とか凄い覚えてる。2013/02/04
sin
4
レンタル。高校デビューをめざしたものの・・・という女子高生の高校生活。いつの時代も変わんないのね。2013/10/01