出版社内容情報
少年・ミツの想いを乗せて、物語――完結。
下層の発電所で起きた火災――それに乗じて動き出した“計画”は、
最後、どこへたどり着くのか。
少年・ミツの物語――――完結。
目次
floor.54 静かな行進・floor.55 交差点・floor.56 思い出す場所・floor.57 約束floor.58 変化・floor.59 同じ場所・floor.60 舟のお披露目
floor.61 それぞれの想い・floor.62 繋がる道の先
ground floor 地上へ・in the loft 空の故郷
【編集担当からのおすすめ情報】
5年半に亘る連載、ついに完結です。
地球を眺めて育つ少年・ミツの成長を是非最後まで見守ってあげてください!
岩岡 ヒサエ[イワオカ ヒサエ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロ@いつも心に太陽を!
30
最終巻!!良かった、本当に良かったよミツー(>∀<*)!!ニシマルさんの狂気にハラハラさせられて果たしてミツは本当に地上へ降りられるのか怖くて・・・続きを読みたいと思いながらも最終巻を読み出すにはちょっとした覚悟が必要だった。読み出したらはじめからドキドキが止まらなくて一気読み。無事に地上へミツが降りれたときは、もう心底ほっとして一度本を閉じてため息ついたくらい(笑)カラーページの使い方も上手いなぁ。最初はどうなることかと思ったけれど、納得のいくハッピーエンドでよかった。このシリーズ、最後まで読んでよかっ2011/12/02
ムック
15
はぁ~良かった、いいラストでした。ニシマルさんがどうなるんだろうと思ったけど最後の最後で少しだけ救われたかな。カラーページの所はすごくジーンときちゃいました。そしてミツの笑顔が素敵でした。2012/01/18
てんてん(^^)/
15
素晴らしいエンディングだった!これは登場する人それぞれの夢をかなえる物語だったのね。ミツの夢ソウタの夢、いろんな人の小さな夢を。ニシマルさんの夢も結局はかなえられたのだと思いたい。 荒涼とした地上の静かな美しさに、キラキラ光るリングの美しさに、ミツと一緒に感動した。そして、その世界を守ってきたことに深く自信を得たミツの姿に心打たれた。 表紙は帯がかかっているとミツが何処に座っているのか判らないんだけど、カバーを外して全部広げて見るととっても素敵な絵だった。ぜひ読み終わったら、カバーを広げて見て欲しい。2011/09/01
文花
14
最終巻やっと読めた。良かった。良かった。良かったよぉー( ノД`)ネタバレになるから詳しくは書けないけど、ソウタよくやった!!隣人の悪意って、はたから見てると怖いねー。2014/08/29
ほむら
14
本当にこの一巻で終わってしまうとは…。ニシマルの恐ろしい企みに気付けるのはソウタだけしかいなかったのに、いつまでたっても気づかないから「早く!早く!」と思っていました。地上に降りたシーンのカラーはずるいですね。地上の調査団がすぐ来てしまったので余韻もなにもなかったのですが、ミツがわりとあっさり地上降下を受け入れたのは別に地上に降りた人間が他にいないわけではなかったからなんですね。調査団の人も随分フランクでした。ニシマルも地上へ降りたのでしょうか。佐知と真の結婚写真のコマずっと見ちゃいました。可愛かった。2014/02/04