出版社内容情報
ぼくらの大切な地球に、異形の巨大ロボットが迫る! 迎え討つは15人の少年少女のみ! SFファンタジーの鬼才が贈るニュータイプ・アクションコミック!!
▼第13話/加古功(1)▼第14話/加古功(2)▼第15話/加古功(3)▼第16話/加古功(4)▼第17話/本田千鶴(1)▼第18話/本田千鶴(2)●主な登場人物/【和久隆】・加古功・【矢村大一】・【小高勝】・吉川寛治・門司邦彦・宇白順・切江洋介・【半井摩子】・往住愛子・町洋子・本田千鶴・古茂田孝美・阿野万記(学習交流自然学校に参加した生徒。14人とも中1。カッコ内は既に死亡)、宇白可奈(宇白順の妹。小4。ひとりだけゲームの契約をしていない)、ココペリ(謎の宇宙人。敵ロボットとの戦闘後、死亡。その後の戦いを子供達に託す)、コエムシ(正体不明の生物。ジアースでの戦闘におけるサポート役だが、謎が多い)、ジアース(体長500メートルの巨大ロボット。これを操縦した者は戦闘後に必ず死ぬが、戦わなければ地球が滅ぶ)●あらすじ/4人目の操縦者・半井摩子が死んだ。友人を救い、全員に形見としてお手製のユニフォームを手渡して…。そんなある日、次の操縦者に選ばれた加古功が本田千鶴の家を訪れたところ、突然国防省の役人が現れ、2人は横田基地に連れて行かれることに。他のメンバーも全員集められていたその場所で、彼らはこれまで秘密にしていたジアースとの関係が、国家に
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ともかず
41
カコの話は、わりかし読者にとって共感しやすいものだと思う。自分の命があと少しだとわかったら、少なくとも俺はカコみたいになっちゃうだろうな。チヅの話は「ぼくらの」の鬱回五本の指に入るかな。けど、クズな先生ではあるが、あそこまで極端な悪人だと、自分の欲望に素直なだけなんだよなーって考えちゃう。実行しないだけで、言わないだけで、そういう欲望は誰しもが持ってたりするのかも。2016/01/18
眠る山猫屋
35
カコ篇・チヅ篇。この巻から国が介入し、物語は子供たちだけのものではなくなっていく。コエムシが言うように、小心なカコは誰よりもきっと正常。バカにされたくないと叫び、死にたくないと足掻く。だが、そんな〝正常〟さえ呑み込む確実な死は刻一刻と近づく。そして意外な暗転、チヅの物語へ。この作品中でも屈指の胸糞な大人たちが出てくるし、チヅの殺人行為は決して正当化されないけれど、復讐ではなく、まるで清掃しているかのような、透き通ってしまうくらい絶望感に満ちた行いに思えた。2017/09/10
うめ
17
ふたり、驚くほどに思慮深い少年少女が続いたから、普通の子供っぽさが醜く見える。残酷だ。私も中高生の時には同級生に惹かれるよりも、先生が素敵に見えていたけれども、今ならそれは、大人びていたのではなく、人よりも幼い故の憧れだったのだと分かる。ハードな展開、この後どうなるのか。2017/05/07
御崎歩生@漫画依存症
12
え…中学生の、話だよね?なんかもう精神的に追い詰められる作品でつらいです…。2014/12/17
読み人知らず
11
あれ、カコってこんなだったっけ??アニメでもそうだった??衝撃のシーンだな2015/08/22