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出版社内容情報
金も仕事も夢もなく(女もいない)幸せが何かもわからない。人生に飽きた男、狸穴勇介の明日はあるのか……!? 奇才・ジョージ秋山が傷だらけの世紀末ニッポンに放つ愛と悲しみと涙と笑いの超エンターテインメント人間喜劇。
●登場人物/ 狸穴勇介(まみあな ゆうすけ/生きることに飽きてしまった、無気力な男。劣等感の塊)、京子(仕事先の弁当販売店で客の勇介と知り合って、関係を持ち、勇介の子を宿す。新興宗教「神我の湖」の熱心な信者)、正義(勇介と京子との間にできた子供。親に似ず利発)●あらすじ/ますます新興宗教「神我の湖」にのめりこんでいく京子。今日も風呂で、冷い水のシャワーを浴びながら瞑想していた。最近、熱心に瞑想する京子を見て勇介は「おめえ。この頃また瞑想つうのに熱心だけどよ。なんでだか俺には分かるよ」と言う。さらに「俺だよ、俺……俺を受け入れるためだろう。俺を受け入れねえとよ、心が安らがねえからよ」「蛇が嫌いな人間が、蛇が好きになるようによ」と。そんな勇介の疑問に京子は……。それから十年。勇介も中年となった、正義は、親に似ず利発な子供に育っていた。そんな、ある日。勇介はとんでもない事件を起こす……。●本巻の特徴/巻末に呉智英による解説(「自我」を半生の主題として)を収録する。●その他の登場人物/狸穴良江(勇介の母親)、小百合(勇介がよく行く蕎麦屋で働く女性)
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