出版社内容情報
『ザ・ファブル』南勝久絶賛の劇薬ノワール
硫酸ピンキーと呼ばれる、その男--
街を、闇を、命を切り裂く。
闇社会の事件解決人である彼の元には
今日もワケあり女が駆け込む!
雑誌掲載時から話題を呼んだ
人間の欲望と業を描き切る、
うめざわしゅん衝撃の問題作、待望の登場!!
【編集担当からのおすすめ情報】
『進撃の巨人』諫山創驚嘆の傑作読み切り短編集『パンティストッキングのような空の下』を先頃、上梓したうめざわ氏。不世出の天才と言われ、漫画界でコアなファンを持つ著者が挑んだ新境地は、ピンキーという謎めいた強烈なキャラクターの物語。彼の紡ぎ出すドラマは必ずや、あなたの心の奥底をエグります!
うめざわ しゅん[ウメザワ シュン]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
12
☆ 武器として硫酸入りの試験管を持ち歩く小人症のヤクザ「ピンキー」が様々な問題を抱えた人たちと対峙するノワールもの。ピンキーの毒が効いた台詞、一貫した考え方、クールな振る舞いに惹かれます。ろうあ者で暴力担当の相棒「チーフ」の振るう無慈悲な暴力は衝撃的。内容が内容なので読む人を選ぶと思いますが、この世界観は魅力的。2021/06/28
おーすが
7
引き続きうめざわしゅん。硫酸を持ち歩く小人症ヤクザのピンキーの一話完結系人情ノワール。裏社会を舞台に悪の定義と道徳を問う。ハードボイルドな世界観とミスマッチな主人公がよい味。チーフやローズなど周辺キャラが面白い。映画にしても映えそう。お気に入りは「overcome」。悪とは先行する暴力のみ。バイオレンス描写はほどほど。2021/06/02
近藤
7
昔の西部劇にこんな感じのキャラいたなあ、と懐かしくなって購入。小人症の極道とろうあの幹部が裏社会の仕事をやりつつ、筋から外れた外道をビシバシやっつけていく漫画。現代日本でまるで海外のハードボイルド映画みたいな言い回しをする主人公がみょうになじんでいて面白かった。ただ登場する女性が軒並み愚かでIQ低いので気になる人は気になるかも。2016/10/15
allite510@Lamb & Wool
5
やはりクズ男を描かせると上手い。生臭い。その一方で「やり手の侏儒ヤクザ」というブッとんだ主役キャラのため不思議と虚構度が高くなって読みやすい。せっかくなのでもうひとつキャズム超えしてほしい気もする。必要なのはさらにブッとんだ敵役か、「あんた背中が煤けてるぜ」的名台詞か。いや、それもアレだな。なんだかなだな。2017/05/14
HK
5
面白い。硫酸を武器に持ち歩く小人症のヤクザ「硫酸ピンキー」と人間離れした腕っぷしの聾唖の部下「チーフ」の二人が裏社会を舞台に活躍するハードボイルド。中二心あふれたキャラクター造形、映画的・小説駅なセリフ回しなど「ブラックラグーン」「デストロ246」に共通する部分もあるが、それらの美少女&インモラルなオタクノワールに比べると女性キャラ描写やストーリーは圧倒的にウェットな浪花節路線で、組み合わせの妙により独特な読み味を獲得している。2016/12/02




