出版社内容情報
読むと無性に手繰りたくなる本格蕎麦漫画。
矢代稜は名人と謳われた祖父より江戸そばの技術を伝授された男。
自由にそばを打ちたいと店を構えず、車にそば打ち道具を積み、
東へ西へ放浪の日々。本巻は北海道のそば料理を丁寧に取材。
かきそばや群来そばなど北海道独自の蕎麦の背景を紹介。幌加内の
そば祭りも取り上げ、北海道とそばとの密接な関係を描いた
「そばクルーズ北海道」、あのエリカがついにそば打ちを目指す
「マイ・そば・レディー」。そば切りはいつどこで発祥したのか?を
考察する「そば切り発祥伝説」ほか10編を収録。
読むと蕎麦が無性に食べたくなる蕎麦漫画の決定版です。
【編集担当からのおすすめ情報】
丁寧な取材のもと緻密に作成された本格蕎麦漫画です。
どうぞご賞味ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
17
北海道が舞台の『そばもん』19巻。そばというイメージが薄い北海道だが、なんと、国産そばの45%は北海道産なのだという。江戸・東京は海産物は獲れるがそばの栽培は少なく、逆に信州は一大そば産地だが海はない。その点、北海道はそばの生産日本一で海産物も農作物も豊富だ。つぶ貝が入ったつぶそば、カキそば、昆布そば、等々。読んでいると、北海道にそばを食べに行きたくなる。2016/04/04
またおやぢ
10
蕎麦を求めて北へ南へ、蕎麦のルーツを探る旅。ここのところ薀蓄や説明が多くなり、ちょっ食傷気味であったこともあり、次回で完結すると話を聞いて、ちょっと安心している自分がいるのは何故かしらん?ついつい読んでしまい、その後蕎麦が食べたくなるシリーズ第19巻。さて蕎麦食べに行こう♪2016/03/25
tak
5
あらら、旨そう。2016/03/02
わたなべ
3
今回は、北海道の蕎麦や蕎麦切りの起源など大変濃い内容となっています。小樽の群来そばは是非とも食べてみたい一品です。2016/03/05
santiago
1
漫画家を追いかけて、日本一のそばの産地・北海道を大放浪。エリカのそば打ち兼花嫁修行を挟んで、そば切りのルーツは何処?石碑の真実が明らかになる福岡編。そして次巻で完結予告。河漏というのは初めて知ったけど、ところてん突きも仲間?2022/04/17