出版社内容情報
雄飛VS勝太郎、新人王決定戦で激闘!!
昭和32年、雄飛の仇、峻堂 巌は裏社会の組織、
旭翔会を率いており、組織は拡大の一途をたどっていた。
侠客である雄飛の養父、大垣とも、港湾荷役の仕事を巡り、対立を深めていた。
不満が募った大垣の子分、実(みのる)は、一人大垣の屋敷に侵入するが、
捕らえられ、むごたらしく殺されてしまった。
だが、雄飛は悲しみに暮れる間もなく、雄飛は新人王の座を懸けて峻堂ジムの
勝太郎と戦うことに!峻堂への憎しみ、そしてボクシングへの思い。
複雑な気持ちと、大きなプレッシャーを背負いながら、雄飛はリングへ上がり――!?
各界でも超話題の本格人間ドラマ、必読の第4集!
【編集担当からのおすすめ情報】
峻堂への復讐の思いと、ボクシングに対する熱意…
その大きな二つの感情の間で、懸命に道を模索する雄飛の姿は、
誰の胸にも熱いものを感じさせます。
混沌とした世の中だからこそ読むべき、極上の人間ドラマです!!
小山 ゆう[コヤマ ユウ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
8
東日本新人王と決める決勝戦。対戦相手である勝太郎の最大の武器、猛ラッシュの連打を遊飛はテクニックやアイデアではなく、峻堂への憎しみという精神力で挑む。ここに、ボクシング漫画でありながら、復讐譚でもあるこの漫画の弊害が表れているように思える。精神論で勝利を得られるのならば、ボクシングの試合はどうしても盛り上がりに欠ける。ボクシングと復讐、やはりこのふたつをいかに融合させるかが、『雄飛』の評価を決めるだろう。2015/07/04
阿輸迦
1
ボクシング漫画というより、任侠漫画を読んでいるみたいだ。大垣親分が刺されるが、生命はとりとめた模様。旭翔会のチンピラたちが、雄飛の拳を潰そうとするがどうなる?他の感想でも書かれているけど、魚が人間の皮膚で巻かれて届けられるシーン、ゴッドファーザーのパクリで、日本のヤクザ界では、魚と暗殺を結びつける隠喩は無いよね?2018/02/21
蝉、ミーン ミーン 眠ス
1
魚を巻くあれを見て即座にゴッドファーザーのルカ・ブラージを思い出したけど、あっちの話にも史実上に元となるようなネタがあるんだっけか。2015/07/02
をとめ
0
マンガ喫茶2018/09/14