出版社内容情報
一話一話が最高傑作! 高橋留美子が、大人たちの日常生活をコミカルに描く「高橋留美子劇場」、ここに開演!!
▼第1話/専務の犬▼第2話/迷走家族F▼第3話/君がいるだけで▼第4話/茶の間のラブソング▼第5話/おやじローティーン▼第6話/お礼にかえて●あらすじ/愛人の飼い犬を預かって欲しいと、専務の祭田が同期でもある小暮の家にやって来た。狭い家だからと断りたい小暮夫人であったが、話の最中に息子の甲介がその犬・ゴージャスに眉毛を書いてしまって、預かるはめに。ところが家で一番の実力者を小暮夫人と認めたゴージャスは、まったく小暮にはなつこうとしないのだった…(第1話)。●本巻の特徴/『うる星やつら』『らんま1/2』『犬夜叉』等で知られる著者が、「ビッグコミックオリジナル」に年1回のペースで描いている大人向け短編連作。2003年7月からのTVアニメ化を記念して、お求めやすい新装版で再登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅわ
28
レビュー寄付最終日…ということで、マニアックなところを攻めてみました。専務の犬を預かっちゃったお話、借金を抱えて一家心中?を目論む両親に対抗する娘の話、無愛想な堂本さんが接客をするお話、奥さんの幽霊に翻弄されるお話、記憶を失ったお父さんが援助交際してた?疑惑のお話、マンションの女王からの嫌がらせに対抗するお話…と相変わらずのワールド全開です。どのキャラもいいけど、アッチャラーさんが特に良いです♪ 悪ガキ&傍若無人な母親をうまくいなしたところなんて最高です。2014/07/01
HIRO1970
17
⭐️⭐️⭐️図書館本。2015/03/22
十六夜(いざよい)
10
高橋留美子さんの短編集。「君がいるだけで」と「お礼にかえて」が面白かった。「君が〜」は、君がいるだけで…と聞くと良い意味に聞こえるけれど、君がいるだけで(お荷物)という言葉が付属するんだろうなぁと思うと意味深長なタイトルだなと。「お礼に〜」は、よくある社宅のゴタゴタだけれど、魔女も女王も結果的に割りと面白いキャラで嫌いになれなかった。きっと主人公も同じだったんだろうなぁ。2013/12/31
コリエル
6
1巻と同じく上司のペットを預かる話があるが、なるほどこうくるか。というか、このマユゲ犬の話は読んだことあったな。ちょっと昔の邦画にありそうな「おやじローティーン」など、他人が長編で描きそうなネタをさらっと短くまとめてある。2019/05/11
みきこ
6
弁当屋の話が好き。あとやっぱり高橋留美子の描く女の子は可愛い。性格がキツイタイプの女性でも可愛い。2015/11/01