出版社内容情報
建設会社のダメ社員、独身、44歳、友人なし、恋人なし、目標なし。そんなむなしい生活を送るこの男が、ニッポンの底辺から最強伝説を作り上げる! 叫べ、黒沢!!
▼第18話/赦し▼第19話/遁走▼第20話/宣言▼第21話/証明▼第22話/延焼▼第23話/頭痛▼第24話/門前▼第25話/再会●主な登場人物/黒沢(穴平建設社員、現場監督。独身、44歳)、赤松(穴平建設社員、現場監督。皆から慕われており、黒沢がライバル視している。28歳)、太郎(交通誘導ロボット。黒沢にとっては頼りになる男)●あらすじ/ある夜、素行不良の中学生を注意した黒沢は、そのことを逆恨みした彼らに車で拉致されてしまう。夜の公園で黒沢を降ろし、金属バットで容赦なく殴りかかる中学生たち。頭部を強打された黒沢の脳裏には、“死”という言葉がよぎってくる。そして、幼い日々の思い出や学生時代の自分の姿が次々と浮かんできて…(第18話)。 ●本巻の特徴/不良中学生から暴行を受けた黒沢は、ついにプライドを捨てて土下座を決意する。だがその瞬間、職場の後輩が駆けつけて、中学生たちは退散していく。そうとは知らず、必死に命乞いを続ける黒沢。結果的に死ぬより恥ずかしい醜態を仲間にさらした恰好だが…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
47
一命を取りとめた黒沢は、後輩たちに顔を見せることが恥ずかしかった。いっそのこと切腹をしてやる!と思い、伊豆へと旅に出た。一人旅を経て、シートン動物記に出会い、人間と動物の違いを認識する。動物は生きていりゃ幸せではあるが、人間はそれぞれの理想を求めるもの。ファミレスで決闘を申し込もうと騒いでいると、なぜか周りのお客さんが興奮し、黒沢のことを先生と呼び始める。大人数を巻き込んで、中学生をぶちのめすという展開はギャグにしか思えない。学校に行き、葛藤を繰り返し、彼奴らに出会う。男・黒沢、決着の舞台は整った。2016/04/17
ワダマコト
12
圧倒的不器用人間黒沢。2014/05/17
カラシニコフ
10
ファミレスであんだけ盛り上がるって。引くに引けないわな。てか、シートン動物記って(笑) ★★★★★2016/01/10
むきめい(規制)
5
かっこいいんだかかっこ悪いんだか。2016/11/30
ジロリン
5
1巻での「アジフライ」エピがほのぼのして見えるほど緊迫の展開。黒沢の話を傍らで聞いていた無関係な人たちが、巻き込まれていく(と言うか面白がって乗ってくる?)くだりが笑えるw2014/01/05
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