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出版社内容情報
草木を愛する風変わりな判事・桑田義雄。家庭裁判所に持ち込まれる数々の〃不仕合わせな〃同類を、時に厳しく、時に温かく見つめる。
▼第1話/ポトス▼第2話/カラジューム▼第3話/ポインセチア▼第4話/ユズ▼第5話/コブシ▼第6話/タンポポ▼第7話/桜桃▼第8話/マルハチ▼第9話/サボテン▼第10話/ザクロ▼第11話/ブサ▼第12話/サネカズラ▼第13話/ツバキ▼第14話/冬芽▼第15話/シクラメン▼第16話/ヒトリシズカ▼第17話/アザミ▼第18話/カリン▼第19話/スミレ▼第20話/カタクリ▼第21話/ワサビ●登場人物/桑田義雄(緑山家庭裁判所判事)●あらすじ/父親が高裁の長官であり、自身も将来を嘱望される身であるにも関わらず、“家裁”にこだわり栄転を拒否したことのある桑田。そして、暇さえあれば裁判所の周囲の植物に会いに出かけたり、世話をしたりする彼を変人と言う者もいる(第1話)。▼ある日、桑田の元に持ち込まれたのは離婚した夫婦の子供の親権問題。お互いに権利を主張する両者に「子供の幸せは争って与えるものではない」と諭す桑田。もと夫婦は桑田の言葉によってもう一度やり直そうと考え始める……(第3話)。●本巻の特徴/この第1巻では、数多い問題・事件をいかに迅速に処理するかということに目的を置きがちな家庭裁判所において、常に当事者が抱える問題の本質を見極めようとする
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
椿
9
再読。以前は持っていたけど手放してしまったので図書館本。懐かしい。2016/02/06
minamimi
1
家の本棚から。宇宙から地球を見ているような。顕微鏡で小さい物を拡大して見ているような。どちらも感じるお話。2021/01/08
hr
1
読み通してみたいと思っていた「家栽の人」をやっと購入。子どもがテーマの回は、身を乗り出すような心持ちで読んだ。「子どもは毎日変わる」という言葉にハッとさせられた。2015/03/04
Hiroshi Obara
0
図書館に行ったら思いがけず、返却棚にあったので早速借りてきた。もっと速く読んで置けば良かった。本当にそう思う。 何より家を大切にするのは、親の仕事だ。2016/10/16