出版社内容情報
元・銀行マンの赤木旬太郎は妻の実家の築地の仲卸の名店『魚辰』の三代目を継ぐことになったが、そこは素人。旬太郎の悪戦苦闘が始まった。
▼第1話/肝のすわった魚(前編)▼第2話/肝のすわった魚(後編)▼第3話/西海のマナガツオ(前編)▼第4話/西海のマナガツオ(後編)▼第5話/旬の一品(前編)▼第6話/旬の一品(後編)▼第7話/にぎやかな煮付け(前編)▼第8話/にぎやかな煮付け(後編)●主な登場人物/赤木旬太郎(元・銀行マン。妻の実家、築地魚河岸の仲卸『魚辰』の三代目を継ぐことに…)、拓也(『魚辰』に入って3年目。素人の三代目をいろいろ助けてくれる)、英二(『魚辰』を実質的に仕切る男。魚の目利きは超一流)、雅(『魚辰』6年目。仕事がおもしろく、素人の三代目がおもしろくない?)、エリ(お帳場さんと呼ばれる経理担当。フグが好き)●あらすじ/グルメ評論家・ミッキー江戸川のTV番組で、鍋に合う冬の食材を紹介することになった『魚辰』。だが、番組のアシスタント・桜井みさきは、魚を気持ち悪がって触ることができない。自らも魚嫌いを克服した拓也の猛特訓で、カキ、ヒゲダラと無事に紹介することができたものの、最後の食材・アンコウを前にしたみさきは…(第1話)。●本巻の特徴/アンコウ、トリガイ、マナガツオにメバル。美味しい魚を美味しく食べる知識が満載!!●その他の登場人物/『新宮
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
西嶋
8
単純な人情系のストーリーだけど、いい味の出てる漫画です。ラストの絵、拓也の一言が何だかシブいようなかわいいようなで、グッときました。2017/01/08
シュウ
3
あんこう、マナガツオ、トリガイ、メバル。どの時期が旬なのか知らず知らずの間に教えてくれるお店や魚屋さんが近くにあると嬉しいですね。読んでると、確かにあの時期これがいいよーと店の人が言うてたもんなあ。やっぱり本職にきこう!2015/08/30
シーナ@食べ物漫画好き
2
9冊目 拓也くんとみさきさん。グロテスク鮟鱇。鴨沢さんとマナガツオ刺身。英二さんとマナガツオ西京焼き、幽庵地を加えたりと超本格派。寿司ロボットと横山さん。鳥貝のボイルも美味そう。タケノコ目張の煮付け、なるほど煮汁の美味さ!巻末の魚河岸クッキングのマナガツオソテーのアンキモのせも美味そう。2017/11/22
かやま
1
寿司のパックに名前が書いてあるっていいなあ。寿司屋行っても知ってるネタしか食べないし、パックのも何だかわからないけど食べてるし。画期的。2016/11/05
阿輸迦
1
築地市場に青果部があるなんて知らなかった。太田青果市場に次ぐ取扱高の多さだそうだ。それから、アンコウのことを英語でグースフィッシュというそうだが、この本では鳥を食べるから「グースフィッシュ」と書いていたが、ネットで検索すると「味がカモに似ている」からグースフィッシュというそうだ。どっちが正しい?2014/04/01