出版社内容情報
峰浪 りょう[ミネナミ リョウ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イーダ
18
壊れかけた関係。それを解消するために始めたイビツな共同生活。外界から隔てられた「女」三人の生活はどんどんイビツに歪んでいく・・・エロいシーンも多いですが、それが全て物語の為に必要なためか、変にいやらしく感じないですね。カイトと未果子の胸痛の想いはヨシキの為。でもそれはヨシキの為には決してならないものでしかない。2016/01/12
カラシニコフ
14
同居生活が、馴れ合いで逃げでしかない。 ★★★☆☆2017/06/30
ももっち
9
危うい均衡の共同生活。一時の幸せ。そんないびつなモノは長くは続かない。泥沼にすむ魚に清流は毒なのか。3人の葛藤が交錯。2015/11/21
十六夜(いざよい)
7
ヨシキとカイトと未果子…。牽制し合う3人の奇妙な同居生活。結局みんなもやもやするだけやん。部屋を出る決意をしたヨシキだが、カイトと未果子はまだ売春が辞められず…。ちょっとマンネリ気味?2020/12/10
ナコち
7
三人での歪ながらも共同生活開始。始めは充実した日々。でもすぐに綻んでしまう。未果子は由樹の中にあるどうしようもない「女」を知る。未果子のヨシキは偶像で憧れだった。佳人の「衝動」も仕方ない話。隠せない匂いってあるもの。そして再び三人は偽りない姿で邂逅する。2015/03/01