出版社内容情報
▼第1話/リンシードのいたずら▼第2話/父の値段▼第3話/メキシカン・センチメンタル・ジャーニーPart.1?5▼第4話/器くらべ●主な登場人物/藤田玲司(ニューヨーク・メトロポリタン美術館の元学芸員で、贋作を扱う画廊「ギャラリーフェイク」のオーナー。美術界の表と裏に精通している)、サラ(フジタのアシスタント。フジタに好意を持っている。実家はアラブの大富豪) ●あらすじ/かつてフジタに贋作を買わされたという男がサラを人質に取り、身代金として1億円を要求してきた! 男は父が遺したルーベンスの「麦わら帽子の女」を大切にしていたが、どういうわけか絵が真っ黒になってしまったというのだ。知り合いの社長に土下座してまで資金を工面したフジタが、約束の場所に向かうと…(第1話)。●本巻の特徴/メキシコで超A級オーパーツ“水晶ドクロ”の噂を聞いたフジタ。だが、その売却の仲介を依頼していた人物が、何者かに殺害された! “マヤの呪い”とも囁かれる中、フジタが真実の解明に挑む!!
細野 不二彦[ホソノ フジヒコ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wata
49
水晶ドクロはインディジョーンズで観たのと同じ?宇宙人に返さないと(^^;2016/08/18
くりり
35
サラへの思いは素直に口には出ません(笑)2016/08/17
山田太郎
26
いつの間にかもうすぐ30巻。時計と茶碗の話はすごく覚えてるけど、残りはかすかに記憶にあるぐらいなのは何でだろうかと。今週雨ばっかりのようで、仕事やる気がますますなくなりますね。昨日娘と卓球やったらえらくうまくなってるので驚く。 2018/12/03
山田太郎
12
半分くらいはきれいに忘れてます。過去の記録から見ると3回目ですが。昔というか若い時はまだ記憶良かったというか読んだ本1年どころか3年くらい内容覚えてたような気がするが、単なる勘違いだったんだろうな。この年になると老化と病気と親が惚けてきたが心配事というか関心事だな。お金の心配しなくていいだけまだマシか。2023/05/21
ムーミン2号
8
この巻は「メキシカン・センチメンタル・ジャーニー」が5/8を占めるが、それよりは「器くらべ」とか「父の値段」の方が面白かった。あるいは美術的には「リンシードのいたずら」が興味深い。まぁ、そこはシュミの問題だ。日本の器で欠けた場合、どうしてか「金」で直してあるが、「器くらべ」を読むとなぜそうしているかがわかる。修復と修理の違いだと言うが、三田村館長はまだそこまでは不明のようだ。ルーベンスが絵具を溶いたのはリンシードオイル。それは暗いところではくすんだようにしか見えないが、陽に当てると本来の色彩が蘇る。2018/12/31