出版社内容情報
言葉と国を越える恋物語、その結末は!?
中国人留学生・青(セイ)くんの熱意が届いて
同じ学科の日本人女子大生・雪子(ゆきこ)と
晴れてつきあうことになりました…が、
恋愛というやつはここからが大変!
日本人同士でさえ難しい
ちょっとした言葉のアヤや行き違いのみならず、
雪子と同郷の「元カレ」なる人物まで出現!
はたして青くんは、乏しいボキャブラリーで
太刀打ちできるのか…!?
そして、ふたりの仲はどうなる!?
男女を問わず高い人気を獲得した恋愛物語、これにて完結--!
【編集担当からのおすすめ情報】
名手・宇仁田ゆみが『月刊!スピリッツ』誌上で綴ってきた
国境越えのラブストーリーは後半戦へ突入。
自分の気持ちをうまく言葉で伝えることができなくて、
ついつい不安になってしまう青くん。
そんな彼をあたたかく包み込みたい雪子。
そこに、「雪子の地元の言葉を話す」元カレ登場で、
複雑な関係はさらにヤヤコシすぎる事態に…!
最後の最後までドキドキのラブストーリー、その結末を見届けてください!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すみの
21
秋田美人・雪子の元カレも秋田っ子。もちろん話し言葉はお国言葉、秋田弁。同じ言葉を話す相手となら癒されるし理解できると思っていた雪子が、意思疎通に?がつく相手・青くんとのつきあいに踏み出す。幼児語を理解する母のように、青くんの言わんとすることを理解しようとする雪子。山あり谷ありなんですかね。2014/08/05
るぴん
18
レンタル。中国人留学生の青くんと、秋田美人の雪子の恋愛物語。たどたどしい日本語では、本当の想いが伝わらないと悩む青くんの前に、秋田弁を話す雪子の元彼が現れて…。同じ言葉や方言を話す人は確かに安心するけれど、言葉だけが全てじゃない。想いを伝えようと努力する姿勢かぁ…。シンプルだけど難しい。もう少し続きが読みたかったけど、ちょうどいい終わり方なのかも。2014/06/10
菜実枝
11
完結 言葉の壁ってやっぱりあるんだろうなぁとは思いつつ、でも人を好きになるってのはそれを越えたものがあるじゃないかなと思いました そして、想いを伝えていく気持ちが大事なんだろうなぁと思いました2014/09/17
のの
7
言葉はとても大切なものだとずっと思ってきたけれど、言葉より大切なものがあったのね。気づかせていただいた、ありがとーございます。2015/05/30
ネロ
7
1巻との間に時間が空きすぎて内容もよく覚えていなかったけど、ライトな内容なのでスルッと読み終えました。言葉の壁って大きいけれど、同じ言語を話せるからって伝わらないものもあるし、言語が違うからこそ伝えようと努力するその気持ちが大事なんだなぁと思いました。まどかくんが出てきてからはかなりギャグに走っていたけど、ほのぼのした可愛らしいストーリーでした。2014/06/14