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出版社内容情報
経済的繁栄を謳歌しながらも閉塞感漂う現在の日本。その体制に疑問を持った二人の若者・北条彰と浅見千秋が、裏社会と政界から変革を目指す!
▼第1話/抗争▼第2話/力▼第3話/極道▼第4話/想い▼第5話/終結▼第6話/決意▼第7話/狙い▼第8話/ビセット▼第9話/号泣▼第10話/神戸山王会▼第11話/五合目▼第12話/カラクリ▼第13話/恩讐▼第14話/ウジ虫▼第15話/斧▼第16話/約束▼第17話/確率▼第18話/杯事 ●登場人物/北条彰(相楽連合二代目総長)、浅見千秋(佐倉代議士秘書)、石原杏子(六本木警察副署長)、渡海(とかい/北条の兄貴分の武闘派やくざ)、伊佐岡紀元(与党・民自党の幹事長を務める政界の大物) ●あらすじ/「あんた達 団塊の世代がナマクラだったから今の政治(システム)が出来上がっちまったんだよ!!」。浅見に痛烈な批判を浴びたことで、若手政治家のリーダー・狩谷は現在の日本の政治の在り方に疑問を感じ始めていた。浅見が苦言を呈したのも、狩谷を中心とする団塊世代の議員グループ「70 年会」の力を利用できないかと考えたためだ。同じ頃、北条の策謀により暗殺された今井武山連合総長亡き後の体制を“武山連合の四天王”(松田、加藤、宮村、徳田)が話し合っていた。集まった4人の組長のなかで武闘派の徳田だけは、すぐに報復すべきだと主張する。会合の帰路、その徳田の車が銃撃