出版社内容情報
看護技術習得に燃え、入院患者看護に燃え、悪質患者更正に燃える新米ナース似鳥ユキエ21歳。毎日のように起こる(す?)事件に大騒ぎ!!
▼第1話/太モモに注射針▼第2話/もしや あなたは…▼第3話/かぐわしい仕事▼第4話/無邪気な彼女は何処へ…▼第5話/心電図が示した異様な波形▼第6話/病院という舞台▼第7話/大部屋物語●主な登場人物/似鳥ユキエ(東京K病院に勤務する、21歳の新米看護婦)、本田雅子(同僚の看護婦。ユキエとは幼なじみだが、性格は反対でしっかり者)、久米(東京K病院の医師。二枚目のルックスとは裏腹に、結構とぼけたところもある。看護婦たちとは仲がいい)、本条(腕は確かで、ユーモアもたっぷりのベテラン医師。ユキエの真似が得意)●あらすじ/病院に勤務しはじめて5週間の新米看護婦・似鳥ユキエは、まだまだわからないことだらけ。にぎやかな性格の彼女だが、失敗と緊張の連続に涙することも。患者の前では笑顔をと心がけているユキエだが、どうしても相性の悪い患者が1人いる。それは、腸の病気で入院している高校3年生の男の子・三浦君。何かにつけて突っかかってくる彼と、なんとか心を通わそうとするユキエだが…(第1話)。▼夏休みに帰省したユキエは、高校時代とりこになった太宰治の小説に再び夢中に。休みが終わり、決意も新たに病院へ戻ってみると、なんとそこには太宰そ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小紫
5
かなり昔の漫画とは知ってはいたのですが、今この状況下で看護師さんのことを知るのに、ビビリな私には最適と思って読んでみました。(多分、現代のシリアスなのを読む勇気は今のところない模様。)ユキエの奮闘ぶりにクスッと笑いつつつ、元気をもらいました。彼女なりの献身的な様子や、ユーモラスな患者たちとのやり取りなど、医療現場の人たちの雰囲気の一端でも覗いてみることができたようで満足です。続きも読みたいかも〜。2020/06/09
Wisteria
5
大昔に読んだ事がある。結構憶えていたし、同じ所で笑う自分の変わらなさにまた笑えた。いい意味で看護師は天使じゃない厳しい現実がユーモラスに表現されている。2019/03/19
ヤスコ
5
太宰治の回が、とても面白かった。2017/07/25
みちょ
5
息子の付き添いで行った歯医者の待合室で。大学生のころ連載されてたのかな、単行本も昔は持ってたんだけど…太宰に憧れる人がいるんだ!と初読の時は驚いたけど、今は分かる気がする。尿亀を洗うのに労働歌を歌いたくなる気持ちはよくわかるな…2011/05/24
hibimoriSitaro
3
再読。2000年7月初版。ああ,2000年頃の蓄尿はあんなだったあんなだった。16人部屋は見たことない。似鳥さんには気の毒なことが多くて,さすがにこれを読んで看護師になりたいと思う人は増えなかったろう。2021/09/12
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