出版社内容情報
▼第9話/老舗の味、オヤジの味▼第10話/塩の秘密(前編)▼第11話/塩の秘密(後編)▼第12話/小池さんの技▼第13話/大衆料理の味▼第14話/トンコツ大戦争(前編)▼第15話/トンコツ大戦争(後編)▼第16話/ラーメン・コレクター
●登場人物/藤本浩平(ダイユウ商事のサラリーマン。典型的なダメ社員だが、ラーメン作りにかける情熱はハンパじゃない)、佐倉祥子(藤本の同僚。社内一のラーメンフリークで、藤本の秘密を唯一知る)
●あらすじ/藤本の屋台を訪れた芹沢は、彼の作るラーメンを試食し、「プロとしてはきつい」と酷評を下す。怒る藤本に、芹沢は塩ラーメンでの勝負を提案。腹を立てた藤本は、素材を厳選し、万全の態勢でラーメン勝負に臨む。ところが、彼のラーメンには重大な弱点が隠されていた!!(第10話)
●その他の登場人物/有栖涼(“ラーメン大魔神”の異名を持つラーメン評論家)、小池(「ラーメンこいけ」の主人。脱サラしてラーメン店を作った苦労人)、芹沢達也(「らあめん清流房」の店主。フードコーディネーターとしての一面も持つ)
●その他のデータ/東京ラーメン(第9話)、塩ラーメン(第10、11話)、チャーシューメン(第13話)、トンコツラーメン(第14、15話)
久部 緑郎[クベ ロクロウ]
著・文・その他
河合 単[カワイ タン]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
66
たかがラーメンされどラーメン。ひたすらラーメンのことだけしか描かれてないのに凄まじい普遍性。小さな事象から大きな世界が見えてきたり、精神性の強さなど求道漫画として読み応えあり。2015/08/22
めしいらず
50
再読。ラーメン界をニューウェーブが席巻していた華やかなりし頃の、ラーメンに特化した漫画。とどまる事を知らぬ進化はその後行き過ぎてしまうだが、この頃はまだ大丈夫。料理の基本をきちんと踏まえているので説得力十分。ただ、定番のラーメン対決において、主人公が陥っていた過ちに直ちに気付き、臨機応変に対応してみせるのはご都合主義的で鼻白んでしまう。また新しいものを頭ごなしに否定するつもりはないけれど、それを善しとするあまり古いものへの敬意が不足気味な気がする。ネット評論家たちの危うさを描いている点は着眼が早い。2018/05/29
exsoy
33
食レポを個人が簡単に発信できるサイトが増えてる時代だから、参考にすることはあっても実際の感想は食べてからにしたい。裏切られることも多々あるし(いい意味だけとは限らないけど)。2015/01/17
カラシニコフ
12
大魔人とか(笑) ★★★☆☆2017/10/22
オザマチ
6
おいおい塩ラーメンを食べに行きたくなるじゃないか。2025/01/09