出版社内容情報
活きな魚、粋な人!食の台所、いざ築地へ!
東京・銀座の隣、築地には、夢と人情と美味に彩られた”食のワンダーランド”築地魚河岸がある。その魚河岸に現れた、見るからに場違いな男・赤木旬太郎。元銀行マンの旬太郎は、恋愛結婚した妻が仲卸の一人娘だったことから、その三代目を継ぐこととなる。魚に関して全く知識のない旬太郎の、悪戦苦闘の日々が開幕-ー!!
東日本大震災から1年を経て、三陸の漁業はどうなったのか。心配する旬太郎は三陸に向かい、ワカメ漁師と出会う。旬太郎が見たのは、震災に屈することなく力強くワカメ漁に励む男達の姿だった・・・。その他、幻の高級鮭・トキシラズなど、ユニークな魚介が続々登場。魚好きには堪らない計8編を収録!!
【編集担当からのおすすめ情報】
この作品には毎回、築地で売られる魚介、地方でしかお目にかかれない魚介が登場します。魚が好きで堪らない・・・そんな方なら、読めばお腹がググーッと鳴ること請け合いの楽しい作品です。
今回の38集は、三陸のワカメ漁をはじめタコヤキに美味しい変わったタコや幻の鮭・トキシラズなど個性豊かな魚介が登場します。読めば貴方は魚博士!!
■目次
Fish1・・・不屈の三陸(前編)
Fish2・・・不屈の三陸(中編)
Fish3・・・不屈の三陸(後編)
Fish4・・・タコと呼ばれても
Fish5・・・尾ヒレの付けられたトビウオ
Fish6・・・英断の時知らず(前編)
Fish7・・・英断の時知らず(中編)
Fish8・・・英断の時知らず(後編)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
剛腕伝説
13
震災により大打撃を受けた、三陸の三陸の若布養殖。復活に携わる地元漁師の思い。本格の江戸前寿司に、鮭は必用か否か?この漫画では、必用無しの結論だが、う~ん、どうかな?イクラや他の軍艦巻きだって、昔はなかったわけだし、江戸前寿司も、吟味を条件に、進化していっても良いと思うけどなぁ。2022/08/05
シーナ@食べ物漫画好き
2
38冊目 三陸ワカメにメカブ。震災と放射能と海産物。ヤナギダコのたこ焼き。飛魚の刺身に青唐辛子&麹の南蛮醤油…こりゃ真似したい。飛魚ナメロウ&さんが焼き。時しらずの目利き。老舗寿司屋とサーモン、新宮三代目と魚辰三代目の議論難しいなぁ。2017/12/04
阿輸迦
1
ワカメのメカブとは、根に近い上の部分のヒダヒダになったとこなんだ。 ベクレルとは、放射性物質が1秒間当たりに崩壊する原子の個数。勉強になるな。2014/07/09
公路郎
1
三陸ですよ。 跳び魚ですよ。 サケですよ。 日本にはこんなにおいしいモノがある。 だから、いろんな人を応援したくなる。2013/05/03
tak
1
不屈の言葉通り、意思を感じるよね。2013/05/01