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出版社内容情報
湘爆の刻、近し。時田のケツに本気の火が!
時田サトシ、21歳。
残念野郎の「ハタチの俺」に別れを告げ、
宿願だった まんが道邁進をはかるも…
描けば描くほど思い出されるメルシー師匠との懐かしき日々。
刻まれた師の言葉を糧とし、カラ元気を燃やし続けた先に
待っているのは……果たしてーー!?
問答無用の熱烈ドキュ"漫"タリー第5集!!
【編集担当からのおすすめ情報】
出てきた出てきた幻のボツネームが!
超絶ヒット作「湘南爆走族」開始前に連載候補だった作品の
第1話をえいやっ!と一挙掲載してしまった必見の16頁!
[究極ボツネーム by吉田 聡]をボーナスコンテンツとして収録!!
吉田 聡[ヨシダ サトシ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
hiroshi0083
1
師匠のように出来ないと悩む主人公、サトシに少年スプライトの編集部員、畝林は言う。 「良い師匠だが…それを一度捨てるべきだね」、と。 さらに、「相手は決してキミを縛るためにその言葉を”打ち込んだ”のではないのだから!!」。 「忘れたとしても、キミの一部になってしまっているものは消えはしない。それが本当の“経験で得たもの”なんだ」。深く、そして泣ける……。2014/01/30
栄吉
0
★★★★☆ お母さんの器の大きい事!2015/01/15
やいとや
0
今回の主役は畝林。彼の語る「師匠の言葉を投げ捨てる事」が、前半の回想でのメルシーの「物語の見つけ方」と見事な対になっていて素晴らしい。畝林のアドバイスが「湘爆への道」を用意した、という点と、時田への「父殺し」への示唆として、独り立ちへの成長過程の通過儀礼を畝林が担う展開は当にビルドゥングスロマン。「個性なんて本来は悩みの元」という畝林の述懐は、『仮面ライダー555』の「夢なんてものは呪いだ」という台詞と重なる。実に、熱い。2021/11/23