ＳＰＩＲＩＴＳ ＨＥＡＬＴＨＣＡＲＥ ＣＯＭＩＣＳ おたんこナース 〈２〉

佐々木倫子

小学館（1996/03発売）

• サイズ コミック判／ページ数 209p／高さ 21cm
• 商品コード 9784091847928
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

『動物のお医者さん』の佐々木倫子が青年誌初登場！　新米看護婦・似鳥（にたとり）の活躍を通じて病院の厳しさ、おかしさ、切なさを楽しく描きます。

▼第８話／あっちの病気が重症だ！▼第９話／意地悪じいさんとの熾烈な戦い▼第10話／鬼籍の人の忘れ物▼第11話／救急車で運ばれた先は…▼第12話／痛えの痛くねえのって▼第13話／子供好き？　子供嫌い？▼おたんこナース制作秘話／ある日の仕事場▼OTAN COLUMN ／包帯の達人●登場人物／似鳥ユキエ（東京Ｋ病院の新米看護婦。ちょっと変わった性格の持ち主で、いつも騒動の中心にいる）、本田雅子（同僚の看護婦。似鳥とは幼なじみで良き理解者）、久米（東京Ｋ病院の新米医師。似鳥や本田たちとも仲良し）、本条（ベテランの医師。人を食ったような性格）●あらすじ／慢性肝炎で入退院を繰り返している柳田和男は、安静にしていなければいけないはずなのに病室を抜け出しては院内をフラついて女の子に声をかける毎日。だから、ついたアダナは「ナンパ柳」。似鳥たちの注意も馬耳東風で、２、３日もすればまた元通り。「ああまでして彼をナンパに駆り立てるものなんなんだろう」と似鳥は思うのだったが……（第８話）。▼脳出血後のリハビリのために入院してきた76歳の山田欣治。他の看護婦たちにはふつうに接しているのに、なぜか似鳥にだけは意地悪。数々の挑発にも耐えてきた似鳥だったが、婦長に

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[hideko]

登録の為再読。破天荒ナース似鳥ユキエの奮闘記。第2弾。 フラフラと院内をナンパするイケメン、頑固ジジイ、小生意気な小学生…患者も個性的。 似鳥が生理痛で倒れ、顔見知りの医師に内診されるのが嫌で救命士に「私の悪いところは肝臓だ！」と言いはるシーンは傑作（笑） しかし、ホロリ要素も有り。 (;∀;)

2018/01/22

[山口透析鉄]

ちょっと厄介そうな患者さんが多めに出てきますね。病棟の喜怒哀楽がテーマというか。 看護師の立場ならの話なんで、病気そのものというより、ちょっと患者さんたちに焦点を当てた連作にしたんでしょうね。 色んな症状の患者さんが出てきますが、やはり尿管結石は本当に痛くて文字通り、七転八倒したのを思い出しました。 巻末に出てきた小児病棟でのエピソード、似鳥さんがまだ実習をされていた頃の話ですが、病棟によってもかなり違うでしょうね……。

2023/05/25

[なるみ（旧Narumi）]

1巻より、よりじっくり読ませるエピソードが多く、違う面白さを味わえました。

2019/09/20

[まふぃん]

コメディなんだけど、病院ものなので、やっぱり感動できるエピソードもある。そういうのは、心に残ります。

2022/04/28

[こにゃ]

再読。救急車はよく似た感じの経験があるだけに、他人ごとではない…^^;病院ではないですが、実習生だった事があるので、その頃を思い出していつも少し切なくなります。

2013/07/08