出版社内容情報
名探偵・ポワ朗こと伊達星朗が、朴訥とした容貌とは裏腹に、鋭い視点で難事件を次々に解決していく。戦後の焼け跡を舞台にした本格的推理コミック!!
▼第1話/酒呑童子密室殺人(前編・中編・解決編)▼第2話/殺生姫伝説殺人(前編・解決編)▼第3話/櫻御前伝承殺人(前編・解決編)▼付録/《小説版》ポワ朗からの挑戦状●登場人物/伊達星朗(普段は紙芝居を職業としている名探偵。GHQにも一目置かれている。通称ポワ朗)、クランク・ウェイン大佐(GHQ大佐。ポワ朗から日本語を教わっていたという過去がある)●あらすじ/戦後まもない昭和22年の東京。子供たちに紙芝居を見せていた伊達星朗ことポワ朗は、MPに連れられ、大佐から仕事を依頼される。実は彼はGHQの大佐の日本語教師であり、世界最大の探偵社、ピンカートンの切り札とまで言われた人物なのだった。大佐はポワ朗に兵庫県のある村にある旧家で起こった事件について話す。大佐の話は、旧家の土蔵にある刀「血吸丸」を盗もうとしたアメリカ兵が、盗んだ刀で使用人を殺害、後に村では奇妙な事件が続発したというものであった。ポワ朗は、事の真相を探りに、村へ出向く。その頃旧家では、祈とう師が密室の土蔵で、何者かに殺害されている、という事件が発生していた……(第1話・前編)。▼再び探偵の仕事を依頼されたポワ朗。今回の事件は静岡のミッション系女学院で学院