出版社内容情報
聴く人の心を震わせるような歌を世に出すことを夢見て「テイトウレコード」に入社した実直男・越川逹。目指すは日本一のレコーディングディレクター!!
▼第１話／はじまりは今▼第２話／知らず知らずのうちに▼第３話／傾いた道しるべ▼第４話／未来▼第５話／とまどわずふり向かず▼第６話／何故に人はここに▼第７話／宝物▼第８話／風をさがしてる▼最終話／夢のかけら●登場人物／越川達（いつの日か“演歌の達”と呼ばれるのを夢見て頑張る駆け出しディレクター。テイトウレコード第五制作部勤務）、梅原燦蔵（新進気鋭のメディアディレクター。せつこたちのプロデュースを終えた後、業界を去る）、ゼンジ（アマチュアのボーカリスト。なぜかプロとして歌うことを激しく嫌っている）、みこ（池袋のクラブで働く、ゼンジの彼女）、山根福美（ラジオ東都の番組ディレクター。タツの恋人）●あらすじ／ゼンジの歌を聴きたいという一心で、諦めずに交渉を続けるタツ。その思いが通じ、ゼンジのライブを急遽やってもらえることに！ ライブ当日、固唾を飲んでステージを見つめるタツを、ゼンジの歌声が圧倒する。ところが、一緒に聴いていた燦蔵は、納得がいかない様子で……!?（第１話）。▼ゼンジのやる気に火を点け、ディレクターとしての新しい仕事に燃えるタツ。ところがそんな折、テイトウレコードが演歌の分野から撤退する、という情報がタツのも
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ライアン
9
それぞれの想いが交錯するなかうまく大団円となった、って感じかな。他人の想いをエネルギーに変えられる達はカッコいいね2016/06/02
