出版社内容情報
元・全日本学生柔道チャンピオンという輝かしい経歴を持つ 、サラリーマン坂本大樹が、得意の“一本背負い”に磨きをかけて世界を目指す!
▼第1話/命綱▼第2話/欠点▼第3話/引退▼第4話/真剣と竹刀▼第5話/試練▼第6話/克服▼第7話/再出発▼第8話/それぞれの道▼第9話/祈り●登場人物/坂本大樹(八洲製鉄柔道部員。社会人として初の公式戦「講道館杯」で、95キロ超級の決勝で尊敬する先輩・高木と対戦する)、高木誠次(神奈川県警の警察官で、大樹の大学柔道部の先輩。世界柔道選手権2位の経歴を持つ)、瑠璃(大樹がよく行く喫茶店「コア」でアルバイトをしている女子大生。大学では写真部に入っている)、大山(八洲製鉄柔道部員で、大樹の先輩。60キロ以下級の前・五輪代表)、夕紀(高木の妻。ある事件で刑事被告人となったことで高木に迷惑をかけることを怖れ、一時身を引いた)、坂本平八郎(大樹の亡き祖父。大樹に一本背負いを授けた隻腕の柔道家)、周防又三郎(西条大学教員。日本柔道重量級で、12年間頂点に立ち続けている)、阪東(神奈川県警柔道部に所属する警察官)、内藤(大樹の大学時代からのライバルで、日本柔道界重量級期待のホープ)、八木(大樹の会社の上司。会社がスポーツ選手を優遇することに不満を感じている)●あらすじ/社会人となって初めての公式戦となる「講道館杯」に出場した坂本