出版社内容情報
「和菓子」で紡ぐ、人の心。
浅草・満月堂で和菓子職人の見習中の安藤奈津。六義園で催された一ツ橋流の茶会に供する和菓子を任されたが、初歩的なミスによってひびの入った和菓子を供してしまう。責任を感じた奈津は、置き手紙を残して満月堂を去り、叔母の住む福井へと向かう。
満月堂の面々は奈津の身を案じて探すが、行方は分からないままだった。一方、福井での奈津は、やはり和菓子を拵えたいとの思いを新たにし職場を求め始める。満月堂で培った力は、福井の和菓子に通じるのか。年の瀬を控えた慌ただしい中、奈津の心は……。
【編集担当からのおすすめ情報】
福井でも和菓子を愛する己の心を再確認する奈津。そのひたむきな姿は、周囲を温かな気持ちにさせる。毎日が疲弊しがちな昨今、奈津の姿に小さな元気と人の心のぬくもりを感じられるコミックスです!
第1話:恐竜博物館にて 第2話:おかしな夫婦 第3話:師走の家族 第4話:初雪の福井から 第5話:熱い料理 第6話:重い秘伝伝授 第7話:酒蔵にて 第8話:春近し 第9話:ちょっぺの子
西 ゆうじ[ニシ ユウジ]
著・文・その他
テリー 山本[テリー ヤマモト]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
粋
11
またまた巻がとんだら内容がわからなくなった(苦笑)でも、なっちゃんはどこに行っても幸せになれることはわかった。季節を味わうのもいいけど、土地のものを味わうのもいいなぁ~。2021/05/04
六番
3
作中に悪意がほとんど存在しない不思議な漫画。最初はあまりにも毒気のない展開に戸惑うのだが読み進めていくうちにその世界観がクセになってくる。あと作中人物がみんなバリバリの江戸弁や福井弁で喋るのも特徴、小学生までが滅法界とか言っていてもはやちょっとした異次元。2012/03/15
ShogoHirara
1
福井恐竜博物館 恐竜の卵がお饅頭にみえる( ̄▽ ̄) 福井のあまのやは浅草っぽい? 思い出のロールキャベツ 私は破門にしたおぼえはありません。 早く稽古に来るように手紙を書きます。2015/07/17
もりちゃん
1
おかみさんと福井のお菓子の主人との場面は二人の愛情があふれていて、泣いてしまった。特に主人の笑顔が如実に描かれていて、漫画の醍醐味を味あわさせてくれた。2014/09/23
シーナ@食べ物漫画好き
0
15冊目 福井日帰る奈津。恐竜の卵と和菓子? 福井のソウルフード!ソースカツ丼。福井で働くことに…。百合根生地の雪うさぎ。福井の水羊羹。福井の油揚げ。焙じ茶であんを炊く。酒種。越前おろし蕎麦。女将さんが迎えに来て浅草へ戻る。2017/12/22
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