出版社内容情報
ムチムチのボディコンに身を包み、茶色のロングヘアをなびかせる一本木礼子。警察官である彼女は一見イケイケ女、そのじつ礼儀に厚くて弱いものの強い味方。そんな彼女が正義のために日々戦う婦人警官物語。
▼第1話/悪夢の休日(前編)▼第2話/悪夢の休日(後編)▼第3話/礼子、機動捜査隊へ▼第4話/お茶の味▼第5話/炎の叫び/▼第6話/スッゴイ“特技”▼第7話/“エース”復活▼第8話/怒りの一投▼第9話/百一回目の真実!?▼第10話/晩夏のレボリューション●登場人物/一本木礼子(大阪府警の婦人警官。礼儀に厳しく人情に厚い、弱いものの強い見方)●あらすじ/ある休日、礼子と小百合はエキスポランドへ出かけることになった。途中で銀行に寄った小百合だが、そこは覆面をした二人組の銀行強盗によって占拠されていた。小百合が出てこないのに銀行が閉まったことを不信に思った礼子がシャッターを叩くと、強盗のひとりが扉に向かって銃を発射しようとした。礼子を助けようとした小百合の言葉で状況を把握した礼子は銀行へ潜入、天井裏から様子を窺うが…(第1話)。▼大阪府警初の女性機動捜査隊員になった礼子は“とんぼり署”勤務となっていた。そこへ、盗聴するだけでは飽き足らなくなり、ニセの緊急指令を流す「オオカミじじい」の狂言無線が流れた。その無線が気になった礼子は「オオカミじじい」=山城の家へ向かう。死んだ振りをして待っていた山城に驚かされながらも、礼子は