ビッグスピリッツコミックススペシャル<br> 花もて語れ 〈1〉

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ビッグスピリッツコミックススペシャル
花もて語れ 〈1〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784091833983
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Teppei Tsujiyama

54
『朗読』が題材の漫画です。ブレーメンの音楽隊、やまなしが取り上げられています。藤田和日郎のところで長くアシスタントをしていた片山ゆきおさんが作者。/小説には作者の伝えたい気持ちが話の中に込められている。作者の気持ちを自分の事として語り手が朗読する。聞き手がその朗読の中に自分の体験を重ねる時に共感がうまれる。その描写がすごく丁寧で感動。/ある意味、ガラスの仮面のような漫画です。演劇や映画を漫画の題材にするのは難しいだろうに漫画にしようとチャレンジしているのが窺えます2014/05/22

wata

42
あまり馴染みのない「朗読」だけど、こんなに奥が深いんだ(((・・;)!感情込めて声に出して読むぐらいしか思ってませんでした。そういえば一度も「朗読会」行ったことないな(^^;2015/03/12

くりり

34
「朗読」なかなか面白い。へぇ~、クラムボンってそんなんだ~\(^^)/2015/03/09

乳首は見せない寺

34
なんだろうこれは?不思議な漫画だ。スピリッツコミックスという事だがまるで学習漫画の様な可愛い絵柄だ。おまけにテーマは「朗読」。魅了された。面白い。癒されるとは安易に言いたくないが、癒された。続きが読みたい。主人公は引込思案で気の毒な身の上の少女。空を見上げて空想するのが楽しみ。ある日朗読青年に出会う。彼のアドバイスで学芸会のナレーターを見事に勤める。時は流れ社会人に。ある日再び朗読と出会う。得意先の娘の為に宮澤賢治『やまなし』を朗読する事に。小説の読み方も教えてくれる漫画だ。素敵な物語の予感。2014/12/12

キキハル

32
佐倉ハナのふだんの声は小さくて聞き取れないほど。会社の新人研修でも叱られてばかり。そんな時、取引先の引きこもりのお嬢さんのために朗読をすることになり・・・。ハナが朗読すると言葉が立ち上がる。物語が絵になり動き出す。「視座」「視点の転換」が正しくできているかららしい。作者の気持ち、登場人物の感情を理解し受け止め、読み手の伝えたい想いを声に託す。道具も何もいらない表現法だが、想像を膨らませイメージすることが大切なのだと学んだ。漫画だからこそ描き出せる朗読の世界だった。2010/10/18

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