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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ichi-papa
21
いろいろなところに目が向いていた「宗像教授」が、原点に戻ってきた感じです。民俗学の中にロマンを求めた本作、純粋におもしろかったです。特に「七人みさき」は圧巻でしたが、「神の背中」も小品佳作でした。2017/05/27
月子
8
スケール大きかったなぁ。2019/07/11
かっぱ
6
地底と宇宙にはまだまだ謎がいっぱい残っている。そして、忌部さんがだんだんかわいらしくなってきている。研究対象が似通っていて、似通った持論によってよく鉢合わせしている2人が、惹かれあうのは当然だね。ついに、堅物の教授にも春が来たか。2012/12/03
ツキノ
4
「罪悪感や恐怖が妖怪伝説を作り上げてきた」ということばに納得。縄文土器をじっくり見てみたくなってきた。2012/05/20
ぐうぐう
3
考古学はイマジネーションだということを『宗像教授』シリーズを読んでいると実感する。例えば「七人みさき」のエピソードは、日本各地に残る七人みさきの伝説をもとにして、土佐の長宗我部元親から坂本龍馬、果ては忠臣蔵の陰の逸話まで取り込む貪欲さ。学者から見れば強引でナンセンス極まりない解釈なのだろうけど、そのイマジネーションの力技こそ、このシリーズの醍醐味なのだと思う。2009/12/31