ビッグコミックススペシャル かむろば村へ 〈１〉

いがらしみきお

小学館（2007/12発売）

• サイズ コミック判／ページ数 181p／高さ 21cm
• 商品コード 9784091818102
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[積読亭くま吉(●´(エ)｀●)]

★★★★まだ１巻なので、何とも言えないけれど、今のところかなり面白い。テーマは人が生きる上での、価値観の問題なのだと思うのだけれど。限界集落で起きるファンタジーなのかな？主人公は元銀行員、お金アレルギーを発症し、お金を使わない生活をするべく、過疎の限界集落で農業に従事すべく引越した先は…。映画化されてるようなので、そちらも是非とも観てみたい。

2016/02/15

[ぐうぐう]

都会の喧騒を逃れた若者が、田舎へ癒しを求めてやってくるという手垢の付いた設定も、いがらしみきおにかかれば、これほど不思議な感触を持った物語になるのかという驚き。寸止めのシュールさが、異様なリアルさとなって不気味に迫ってくる。

2010/03/19

[fumikaze]

漫画「かむろば村へ ①」。農村というのは都会よりも保守的で現実的な社会だと思うが、第１巻では意外とファンタジックに描かれている。一人では何も出来ない主人公を周囲が助けてくれるし、なかなか良さそうな所に見える。でもまだ導入部なのでどうなることやら。どんでん返しが待っているかも。

2016/12/30

[ソーサー2013]

迷ったら、自分なんか捨ててしまえ。そうしたら、道も開ける。蓋し、名言？

2015/04/13

[ネロ]

何年か前に読んだことあったような気はしていたんですが、映画化するということで…いがらしさんの絵は全く好みじゃないんですが、ストーリーかな？なんだか妙な魅力がありますよね。都会暮らしに疲れた若者が田舎で家を買って農業をしながら暮らす…というなんだかありがちっぽい導入なんですけど、この若者、全くお金を使わずに生活したいなんていうんです。甘えた幻想を持っていてちょっとイライラするんですが、少しそれには理由があり…そして最初はただただ不気味な雰囲気だった村人たちも不思議と親しみがわいてくるんです。

2015/02/15