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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
63
大怪虫をやっつけたー!と思ったら、ぞわぞわと大群で押し寄せる小さな人食い怪虫の襲来!あっという間に骸と化す人間たち。パニックに次ぐパニックがやっと少し落ち着きを…と思う間もなく「神経をズタズタにされる恐ろしい事件にひきずりこまれていったのです!」とナレーションが。やめてー、楳図様やめてー!と凄い形相になって読んでいるであろう私に襲い掛かる更なる楳図様の手抜かり無き恐怖の猛追。グワシ!グワシ!グワシ!と無駄にやってみる。楽しい♡2019/01/03
∃.狂茶党
11
関谷が、戦時下の教育を受けていたことが明かされる。 発表時期から考えて、幼少期が戦時中だったんだろう。 これは多分、本筋に関係ないとは思うが、楳図は軍国主義が嫌いなんだと思われる。 怪奇SFでスペクタクルな場面に満ちた活劇だけど、見せ物的に行き当たりばったりのようにも見える。 しかしのちに、『14歳』につながる、雄大な構想が明かされるのだ、週刊連載のご都合主義と片付けてはならない。 映像化は難しいのだけど、シュールな映画として作るのはありかもしれない。 グラン・ギニョール。白黒映画なら脳裏に思い浮かぶ。2024/02/04
夏夏
4
未来へ漂流してしまい、家へ帰りたいという強い気持ちを持つ子供たちが、怪虫退治から学校へ帰ってきたときに、自分のうちを思い浮かべながら「ただいま」と言い、合言葉は『ただいま』だっ‼︎と決めるシーンがある。「ほんとにぼくたちが、『ただいま』といえる日がくるように、その日がくるように、がんばるために!」と泣きながら言う大友くんが印象的だった。【漂流教室】のもう一つの作品名として楳図さんは、【ただいま】を挙げているらしい。2021/05/27
イコ
1
リーダーシップはあるが傾向の違う高松と大友の差が物語と共に語られて良い。そして関谷が凶悪。2019/11/30
daken
0
笑ってしまうくらい辛い。苦しいのにおもしろい。2013/05/09