ビッグスピリッツコミックススペシャル 新ブラックジャックによろしく 〈２（移植編）〉

佐藤秀峰

小学館（2007/07発売）

• サイズ コミック判／ページ数 1冊(ﾍﾟ／高さ 19cm
• 商品コード 9784091814777
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

▼第7話／北の街▼第8話／ある朝の出来事▼第9話／傷痕▼第10話／臓器を提供するということ▼第11話／彼女と生命（いのち）と▼第12話／説得▼第13話／雪景色▼第14話／医者の自我（エゴ）

●主な登場人物／斉藤英二郎（永禄大学附属病院の研修医。現在、最後の研修先・泌尿器科で研修中）

●あらすじ／帰宅途中に赤城と出会い、彼女の自宅に上がり込んだ斉藤。そこは、ときおり電車の音が大きく響く部屋だったが、彼女が幼い頃住んでいた家も線路端にあり、その音を聞くと安心できるという。そして彼女は、生まれ育った北海道・大沼で、両親の留守中にジャガイモやみかんを内緒で食べていたこと、それでも体重がどんどん減っていく不安な子供時代を思い出し…（第1話）。

●本巻の特徴／難病のI型糖尿病を患い、腎臓を移植しない限り、死に至る可能性が大きい赤城。そんな彼女を救うため、自らの腎臓を提供しようと決意した斉藤だが、それは日本の医療ルールでは到底受け入れられないことで…!?

●その他の登場人物／赤城カオリ（永大附属病院の看護師。手術部勤務。斉藤にとっては先輩に当たる。幼少の頃にI型糖尿病を発症した）、皆川（斉藤の恋人。永大附属病院の看護師。NICU［新生児集中治療室］から最近、脳外科に異動）、近藤ムツミ（永大附属病院泌尿器科の医師。斉藤の指導医）、近藤〔夫〕（近藤ムツミの夫。泌尿器科兼先進移植医療が専門の、いわゆる移植医）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mitei]

しかし気が付けば斎藤の顔がすごく変わってて驚く。今作は前作のより斎藤がウジウジしてる印象が出てくるのはなんでだろうか？あまりにも皆川さんが可哀想に感じる。

2014/12/23

[カザリ]

展開はリアル、なのに主人公と赤城さんの心情の描き方がなんとも。。けっこう共感できる人物が少ない物語である。。。

2014/09/16

[takaC]

車の六ヶ月点検作業待ち時間に待合室にあったのを1巻から3巻まで続けて読んだ。赤城さんにはそんな秘密があったのね。先が気になるが今日は時間切れ。

2014/05/25

[イズアル]

助けたい、そんな気持ちはわかる。でも、あんたそこまで赤城さんと親しい関係でもないでしょう。それをズカズカと。そして、身近の一番大切にしなきゃいけない恋人のことをないがしろにして、ほんとクズだわ。この研修医。

2013/04/16

[ミラクロン･カエサル]

移植をテーマとしたシリーズの２巻目。主人公は「目の前の患者を救いたい」という思いが強すぎるのだろうと思いました。キレイゴトとして口にするだけではなく、本当にそう思っているし、しかも、異常に強い。異常なんだと思います。

2017/05/06