出版社内容情報
大手商社・五井物産で働く笑介は、なかなか契約がとれずにいる落ちこぼれ社員。しかし、なぜか人を引きつける魅力を持ち憎めない人物。今日も全力投球で、契約相手と奮戦中。笑介流ビジネスマン入門。
▼第1話/イエスマン▼第2話/トレーニング▼第3話/社長交代▼第4話/決算▼第5話/不安▼第6話/アピール▼第7話/初体験▼第8話/一人前▼第9話/バッジ▼第10話/気分転換▼第11話/残務▼第12話/祝い事▼第13話/出張●登場人物/大原笑介(五井物産・食品事業部食品3課社員)、森川(五井物産・食品事業部次長)、高山時也(五井物産・食品事業部食品3課課長代理)、泉今日子(五井物産・人事部社員)、長谷伸子(五井物産・経理部社員)●あらすじ/上司の言葉には“ハイハイ”と調子を合わせる高山に対して、イエスマンになるのも楽じゃないという、課員たち。そんなある日、室町食品では試験的に販売したウーロン茶が好評だと竹下取締役から聞いた笑介は、素直に喜ぶ。そこで竹下から、当然五井物産社内でもそのウーロン茶を飲んでいるんだろうと尋ねられ、あせる笑介。会社では総務が配る煎茶に決まっていたのだ。話を聞いた高山も、得意先の商品ということで食品事業部内だけウーロン茶をいれてもらう事に賛成する。ただ条件は、大橋取締役をくどくことだった。実は、大橋取締役は煎茶しか飲まないのだ。しかも竹下とは仲が悪く、笑介が何度もウーロン茶を飲むように頼むが応じ