出版社内容情報
傭兵として世界各地で戦ってきたジェド・豪士。戦闘インストラクターとなった今でも、彼の周りには戦いが絶えない…。単なる戦闘ものではなく、戦争が残した傷あとにも注目したヒューマン・アクション。
▼第1話/インストラクタ?豪士▼第2話/偽りの英雄▼第3話/最後の真実▼第4話/十五年間の悪夢▼第5話/五人の軍隊 前編▼第6話/五人の軍隊 中編▼第7話/五人の軍隊 後編▼第8話/過去からの男●登場人物/ジェド・豪士(日系アメリカ人で元傭兵の戦闘インストラクタ?)●あらすじ/ニュ?ヨ?クの街角で、ある1人の刑事が何者かにひき殺された。そしてまた、彼の遺族である娘たちも何者かによって付け狙われていた。姉妹たちは、自身の身を守るために民間軍事援助組織(CMA)の戦闘インストラクタ?であるジェド・豪士に護衛を依頼するが…(第1話)。無法の巣窟であった、ニュ?ヨ?クの地下鉄の 治安を守る“サブウェイ・コマンド”。だが、そのリ?ダ?は、地下鉄を麻薬取り引きの場としてマフィアに提供し、莫大なリベ?トを受け取っていた偽善者だった。彼を倒すべく立ち上がった一人の女刑事が、豪士に協力を依頼する(第2話)。●本巻の特徴/本巻では、戦闘インストラクタ?としての仕事内容が明らかにされるとともに、豪士の最初の敵であるコ?ツのほか、過去に関わった重要人物が登場している(第5、6、7話)。●主な登場人物/コ?ツ大佐(第5話)、ジャネット(第5話)、
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hammer.w
26
久しぶりに読みましたが、「5人の軍隊」のみたいな子どもから引退したおじいさんや元恋人(?)、中国人の5人だけで、現役軍隊を追い返す展開がやっぱり好きです。さて第2巻♫2017/09/20
OCEAN8380
22
5人の軍隊は読み応えがあった。2018/06/13
MAEDA Toshiyuki まちかど読書会
19
「督促OL」にパイナップル・アーミーの話が出てきたので、久しぶりに再読。救いの無い話が多いけれど、それでも自分のやるべきことを黙々とこなす、ジェド・豪士の力強さに憧れる。マスターキートン、モンスターも良いけど、浦沢直樹ではこのシリーズが一番お気に入りです。2016/09/03
トロピカ
15
MASTERキートンとYAWARA!に並んで浦沢作品の中でも特に好き。豪士がカッコよすぎる。浦沢ファンにどの話が特に好きか聞いてみたい。私は4姉妹に戦闘レクチャーする話と、たった1コマしか登場しないのにがっつりカッコいい「BREAK THROUGH~突入~」が印象深かった。浦沢氏の描くおじいちゃんおばあちゃんが可愛くて好き。外国の政治・経済・歴史・文化・宗教もふんだんにストーリーに盛り込まれているのも好き。男に生まれていたらキートンや豪士みたいな生き方をしてみたかったなぁ。2021/12/03
ずっきん
15
まだビッグコミックをドキドキしながら読んでた年頃、ジェドに夢中になった。本書と御厨さと美の《裂けたパスポート》がその後の読書傾向を決定的にしたと思う。今読んでもまったく色褪せてない。ジェドとキートンは、きっと一生読み返す。