出版社内容情報
▼第59?65話/フーゾクくん(18?24)▼第66?69話/フリーターくん(1?4)
●主な登場人物/丑嶋(闇金「カウカウファイナンス」社長、23歳)
●あらすじ/歌舞伎町のホテヘル『エロリン派遣ガール』のNo.1風俗嬢である瑞樹は、前の店を辞める原因となったストーカー化した客・沼田に再び捜し出され、家に帰れず系列店に店泊中。気晴らしの食事中、モコと杏奈を尾行した沼田が隣席にいることを知らない瑞樹は、一人でトイレに入ったところを沼田に襲われ、万事休す。偶然店に来ていた丑嶋たちが異変に気付き、沼田を説得しようと試みるが…(第59話)。
●本巻の特徴/闇金業者・鷺咲の命で偽名を使い、名簿を盗みに丑嶋の下に入社した杏奈のヒモ・芳則。だがあっさり丑嶋にばれ、逆に鷺咲の名簿を盗まされ…? 瑞樹、杏奈、モコ、それぞれの風俗嬢の明日は? 大好評「フーゾクくん」編、ついに完結!!
●その他の登場人物/瑞樹(歌舞伎町のホテヘル。店のNo.1)、杏奈(歌舞伎町のホテヘル。店のNo.2)、モコ(丑嶋の客。歌舞伎町のホテヘル)、マサル(丑嶋の部下。丑嶋の客を盗み一度は切られるが、また拾われる)
真鍋 昌平[マナベ ショウヘイ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
41
フーゾクくんの終わりとフリーターくんの始まり。フーゾクくんは、結末を見て、あの3人は救われていなかった。瑞樹は、目標としていた3000万円を盗まれ、絶望し、風俗から抜け出すつもりでいたのに、変わらぬ生活を送っている。杏奈と芳則は、お互いの愛のために生きていくということで、言葉だけを聞けば素晴らしいものだが、お互いがお互いにおかしくなっていて、悲劇の主人公として自己陶酔している。モコちゃんは、普通の大学生であったのに刺青を入れちゃってね。救いがない物語というものが、1つの現実であり、反面教師になり得るのかな2016/06/25
あかは
36
瑞樹の最後があわれだわ。芳則もとにかく最悪だったし。もう、段々このマンガ読むの怖くなってきた。精神状態のいいときじゃないと、不要な感情移入して怒り通り越して落ち込む。2019/02/13
おいしゃん
24
華やかなクリスマスイブとは対極にあるような、風俗嬢、フリーター、株で大損妻の話。2017/12/24
えちぜんや よーた
21
自分の心の闇が、フリーターくんにすべて反映されていて怖い。そして丑嶋社長にすべて見透かされているようでもっと怖い。2012/09/07
Hammer.w
18
瑞樹さん(しっかり貯金してお客さんに丁寧にサービスできるNo.1風俗嬢)の最後が残念だったな。改めてお金は恐いです。2019/09/23