出版社内容情報
酒とバットをひっさげて一打席に命を燃やす景浦安武の代打屋人生。あらゆる世代を魅了する超ベストセラー。
▼第1話/吹けば飛ぶよな▼第2話/酒なくて何の己が▼第3話/九連宝燈とホールインワン▼第4話/鳴かぬなら▼第5話/十年専酒▼第6話/剣が峰▼第7話/怒涛 予告先発▼第8話/童▼第9話/必酔仕事人●登場人物/景浦安武(通称あぶ。南海ホークスの代打専門打者)、サチ子(あぶの妻)、桂木虎次郎(大阪・ほとけ横丁の大衆酒場「大虎」店主)●あらすじ/優勝を目指して自主トレに入ったホークス。しかし酒を断っているあぶの動きには精彩がなく、穴吹新監督は気が気でない(第1話)。▼プロ入り6年目を迎え、今年こそはと意気込んでいたあぶの義弟・満は練習中のアクシデントで肩のスジを切ってしまい、投手生命を断たれる。絶望した満はヤケ酒をあおり、大虎で荒れ狂う(第3話)。●本巻の特徴/投手生命を奪われ、打者として再びカムバックを狙う満に対し、あぶは非情な言葉を投げかける(第6話)。第27巻では、兄弟といえども甘えを許さない、あぶの厳しい一面が描かれている。また、後に大虎の常連となる、中島潔も初登場する。●その他の登場キャラクター/南海ホークス・穴吹監督
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
202
あぶさんの第27巻は、南海ホークスの監督が1983年のシーズンから穴吹監督に交代します。穴吹監督は健康を考えての事か15日間の断食をして痩せ細った姿で1月8日の初練習に参加しますが、何と景浦もいつもの元気がなく大虎ではおやっさんに頼んで水を飲んでいまして常連客達もあぶさんが酒をやめたのかと心配しますが、実は酒屋のボンと賭けをして1週間の断酒にチャレンジし見事に成功して、また8日目から元通り飲み始めるのですね。あぶさんがチームメイトに頼まれて仕方なく麻雀をやると奇跡の九連宝燈を完成して仲間が不吉やと怖がる。2022/03/06
山田太郎
27
ここで10年目なのかと。けっこうよくしゃべる気もするけどこんなもんかな。満は投手だめなのか。久しぶり読むと割と楽しめるというかまとめて読むとよくわかんなくなるというか。最終回読んでみたくなった。そういえば、あぶさん嫌われないな、島耕作でも少しは敵がいるけどな。2019/05/02
洪七公
3
読了1993/01/06




