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出版社内容情報
人間の奥底に潜む、暗き情念を…。悲しみ、怒り、限りない不幸、そして死を…。翻弄される運命に寄り添い、見届ける魂の看護人。その美少女の名は……おろち。
▼第1話/ステージ▼第2話/戦闘●あらすじ/ひき逃げが原因で父親を失った3歳児・佑一。事件の一部始終を目撃していた佑一は、子供向けTV番組に登場する“おはようのお兄さん”田辺新吾が犯人であると証言。おろちが傍聴席で見守る中、犯行を否認する田辺の裁判が開かれるが…(第1話)。●本巻の特徴/摩訶不思議な力を持ち、時を超えて存在する美少女・おろち。行く先々で哀しき運命を背負った人間と出会い、その翻弄されゆく人生を傍らから観察し続ける…。楳図かずおデビュー50周年記念企画として、先に刊行された『へび女』『ねがい』『蟲たちの家』に続く“UMEZZ PERFECTION!”第2弾が、全4巻で登場!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
57
戦争の極限状況とそれを知った子供の苦しみ、葛藤が描かれる「戦闘」は、凄い。戦争を描きつつ、それを今の物語として問いかける。「わたしは楳図かずお」では、「少年誌でよくこれを描かせてもらったと思うし、それを受け入れてくれた読者のレベルも高かったと思います。」と語っている。これほど凄まじい戦争漫画があったとは。2025/05/21
yk
7
「戦闘」はなんとも印象深い作品でした。最後親子二人で下山してくれることを願います。2024/10/02
yom
2
「ステージ」実際に犯人だったのか?これで冤罪だったら...。執念は恐ろしい。「戦闘」人間は信じるに値するか、戦争の残酷な問いかけが父子への受け継がれる。戦争のバトン。良い話。2024/05/24
Miss.W.Shadow
1
おろちの「~なのだ」という語尾がなんか可愛い2014/05/14
圓子
1
この巻に収録されているのは、おろちよりも人間にスポットが当たっていて中身が濃い。主人公が男だからだろうか。2012/08/02