感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GAKU
29
こちらは各著名人が選んだ作品13篇を掲載しています。凄いのは過去の歴史や当時の社会情勢を、かなりリアルに織り込んで、フィクションとして描かれている事です。さいとうたかおさんは勿論、スタッフ、ブレーンの方達の優秀さがうかがい知れます。どの作品も秀逸でした。2025/02/02
ぶんぶん
17
【再再読】気怠い午後にまた読んでしまう。 セレクト3巻目、やはり初期作品が光る。 「デロスの咆哮」身代わり人を狙撃する話、ただ、ターゲットが見分けがつかない。 狙撃のあと、相手のボス「ボネ」との丁々発止の戦いが凄い。 最後は一騎打ちですからね。 あと、やはり「白夜は愛のうめき」ゴルゴと知り合ってしまった女性の悲劇。 白夜そんなロマンチックな話では無い。 狙撃を目撃した訳でも無く、射殺されてしまう。 救いが無い、ストーリーも無い、殺人マシーンゴルゴ13が残るだけ。 でも、そこに一瞬の愛も・・・2022/11/11
ぶんぶん
12
【再読】静かな時間に、又ページを捲っています。 各界の著名人が名を連ねておりますが、やはり好きなゴルゴのエピソードを読んでしまう。 何を描いても面白いけど、好みは初期作品。 「デロスの咆哮」「白夜は愛のうめき」「銃殺人ひとり」辺りがゴルゴ個人に焦点を当てて面白い。 「ロックフォード野望」がゴルゴの口座を封鎖するという暴挙に出るが、どうにか解決し狙撃をしようとするが、とんでもない人物から横やりが・・・これは凄いスケールのお話しです。 ゴルゴ13だけで1000ページ以上、じっくり浸れた至福のひとときでした。2020/05/06
ぶんぶん
7
さいとう・たかを氏を偲んで 3 「デロスの咆哮」に詩心を感じる。2021/09/30
ぶんぶん
6
【再読】各界の有名人13人がゴルゴ13の中から選ぶ、各人各様、多彩な作品が集う。衆議院議員の谷垣が、作詞家の秋元が、はたまたアニメ監督の富野が、この一冊を選ぶ。各人の思い入れ、たっぷりのゴルゴが並ぶ、壮観な眺めである。いろいろあるが、「デロスの咆哮」を選びたい。2014/05/17