ビッグスピリッツコミックススペシャル
クロサワ - 炎の映画監督・黒澤明伝

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  • サイズ A5判/ページ数 410p/高さ 16X22cm
  • 商品コード 9784091793225
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0079

出版社内容情報

炎の映画監督・黒澤明。多くの関係者たちからの証言を通して、日米合作映画『トラ・トラ・トラ』における監督降板事件の真相を、そして世界に誇る巨匠の人生を浮き彫りにする力作。

▼第1話/リク・ス・ダールから来た男▼第2話/巨匠と連れション▼第3話/監督は俺だあー!!▼第4話/黒澤組▼第5話/バカ侍と大監督▼第6話/誤報▼第7話/本気▼第8話/3人の師匠▼第9話/素人俳優▼第10話/確執▼第11話/見舞いの手紙▼第12話/ゴッホの夢▼第13話/ロックアウト▼第14話/ダリルの夢▼第15話/電報▼最終話/夢の跡●主な登場人物/黒澤明(日本が誇る世界的映画監督。1998年9月6日逝去。享年88歳)、早瀬のり子(映画雑誌の新米記者。ただし、映画に関しての知識は驚異的にない)、平山幸一(のり子とは同業他社のライバル。だがのり子に力を貸してくれる)、ジェフリー・ヨーク(アメリカの若手ジャーナリスト。黒澤の名声に疑問を抱き、『トラ・トラ・トラ』降板の真相を調べようと来日)●あらすじ/1998年5月。日本映画界の巨匠・黒澤明監督にぜひ会いたいと、アメリカからジャーナリストのジェフリー・ヨークが来日した。応対したのは映画雑誌編集者の早瀬のり子と、平山幸一。ジェフは二人に「アキラ・クロサワは、一人の人間の夢を無残にぶち壊した。俺は許さない」と言う。1968年に企画された日米合作の戦争映画『トラ・トラ・トラ』から黒澤が降板したこと

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ムーミン2号

6
タイトルは内容を反映していない。これだけでもって映画監督・黒澤明を語っているわけではないからだ。もちろん、黒澤明監督の多様な素顔や、その映画にかける情熱の一片を知ることはできる。しかし、この漫画の主眼は『トラ・トラ・トラ!』という映画の日本側監督起用から降板に至る状況を描くことであり、そこから黒澤明監督を浮き上がらせようというものなんだろう。前半ではそれが奏功していると思うが、後半は降板(解任?)に重きが置かれており、かと言って真相はそもそも不明な部分が多いのだからちょっと消化不良気味。2020/07/04

さわたり

3
★★★★★黒澤明、日本が世界に誇る巨匠、その実像に迫る。20世紀フォックスから『トラ・トラ・トラ』の監督に指名されるも、あえなく降板。その時、何が起こったのか。2014/09/29

ビーフハート

2
数十年ぶりに再読。扱っているテーマのせいもあるか、その割りには古臭さを感じなかった。画風はちょっと今の人から見ると古いかもしれんけど。黒澤監督についての書籍は多いけどマンガは実はけっこう少ないのよね。そういう意味でも貴重かな、と。もちろん本書の巻末にもあるように、そこはあくまでフィクションとして、なんですけどね。2017/03/06

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